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NYひとり旅 Day6 / グッゲンハイム美術館〜クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアム
DAY6 2019.01.01 Tue.
2019年も美術館訪問ではじまります。
日本と違って元日から美術館もお店も普通にOPENしているので助かります。
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(通称:グッゲンハイム美術館)は、セントラルパーク近く、5番街にある近現代アート美術館。(ソロモン・R・グッゲンハイム財団が運営する美術館で、世界各地に財団が運営するグッゲンハイム美術館があります)
カタツムリのような特徴的な建物は、フランク・ロイド・ライトによる設計で2019年には世界遺産登録されました。
グッゲンハイム美術館はNEW YORK PASS®利用可
グッゲンハイム美術館もNEW YORK PASS®で入館可能です。(通常$16)
ほぼ、オープン時間に到着して、建物前にできた行列に加わろうとしたところ、セキュリティのおじさんが「パス持ってる人はこっちへ」と案内してくれました。
案内されたエントランスの方へ向かうと、誰も並んでおらず行列を横目にセキュリティチェックをすませて建物の中へ。(PASSがあることで行列をパスできることが多々あるので、パスほんとにオススメ)
(100以上の施設やアトラクションを満喫できるお得なThe New York Pass®については、準備編の記事をごらんください)
入ってすぐ左側にはショップ、右側にチケットカウンター。スマホでNEW YORK PASS®を提示してチケットに引き換えてもらいます。
アートだけでなく建築も見どころ
フランク・ロイド・ライトの設計による建物は、外観が螺旋状になっているだけでなく建物内も螺旋状になっています。
下から登っていくもよし、エレベーターで最上階へ行き階下へ進むもよし。ぐるぐると螺旋状に進んで、壁に展示された作品を鑑賞していきます。
通路の途中にいくつか部屋があって、そちらにも作品が展示されているので、登りつつ部屋に入りつつ、ぐるぐると進んでいきます。
スーラ、マティス、キリコ、シャガール、ピカソ、カンディンスキーなど数々の有名画家の作品が収蔵されています。
Hilma af Klint: Paintings for the Future
訪問時、ヒルマ・アフ・クリント(Hilma af Klint)というスウェーデンの女性画家の回顧展が開催されていました。
彼女は、抽象画で有名な画家たち(ワシリー・カンディンスキーや、ピエト・モンドリアンなど)よりも先に実験的な抽象画を描いており、「抽象画を描き始めた最初の一人」と言われている女性画家とのこと。
生前、描いた抽象画を公開することもなく、さらに彼女の死後20年は作品を公開しないように遺言を残したたため、長い間彼女の作品が人目に触れることがないままだったそう。
長いこと世に出ることのなかった1世紀以上も前の彼女の作品群が、近現代アート美術館であるグッゲンハイムに展示されるという、とても貴重な回顧展。
スウェーデン王立美術院で正当な美術を学んだ彼女でしたが、神秘主義に傾倒し密かに実験的な抽象画を手掛けていたそう。
神秘主義の思想・哲学が反映された作品たちは、カラフルで大胆な構図のものから図形を繰り返し配置した幾何学的なものまで様々で、とても興味深いものでした。
なかなか日本で見ることはできないでしょうから、とても貴重な体験となりました。
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(Solomon R. Guggenheim Museum)
住所: 1071 5th Ave, New York, NY 10128
ソロモン・R・グッゲンハイム美術館公式サイト
セントラルパーク
美術館を出て、向かいのセントラルパークを少し散策。
調べてみると、長年使用されてきた3輪パトカーが順次smartのパトカーに切り替えられているとのこと。
クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアム
グッゲンハイム美術館のすぐそば、歩いて1分ほどのクーパーヒューイット・スミソニアン・デザインミュージアム(Cooper-Hewitt, National Design Museum)へ。
鉄鋼王「アンドリュー・カーネギー」の邸宅を改築したデザインミュージアムとのことで
展示作品だけでなく1903年に建築された豪邸も見どころ。入館するなり邸宅の内装に目を奪われます。
クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアムはNEW YORK PASS®利用可
「クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアム」もNEW YORK PASS®で入館できます。(通常$16)
入館してすぐのカウンターにてNEW YORK PASS®を提示してチケットに交換してもらいます。
チケットと同時になんだか太めの黒いペンを渡されます。
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説明によると気になった作品のパネルをこのペンで読み込んで(マークして)おくと、後からWEBサイトにチケットIDを打ち込んでマークした作品の情報を見れるのだとか。他にも館内のインタラクティブパネルを操作するのにも使えます。
このペン、感度がイマイチで。何度か試した後にめんどくさくなり使用せず。
使いにくさは改善されると思うので、今後に期待。
「クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアム」は、デザインやデザインの歴史を体感できるミュージアムで、テキスタイルや食器、家具、デジタル技術、グラフィックデザイン、ポスター、鳥の剥製などなど、幅広い様々なデザインに触れることができます。
2階では色をテーマにした様々な企画展示、3階ではモビリティをテーマにした企画展が開催されていました。
館内にはミュージアムショップの他にカフェも併設されています。
広い庭もあるので、暖かい季節はこちらでお茶なんて最高だと思います。
この美術館、なんと次の日(2日)から一時閉館になるとのこと。
米議会にて「メキシコ国境の壁建設」に伴う予算の対立に関係して、年末から一部政府機関がシャットダウンしているらしいのですが連邦政府運営の施設も1月2日よりクローズになるとのこと。
クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアムも政府運営施設のため2日よりクローズするとのことで、この日を逃すと訪問できないところでした。
クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアム(Cooper Hewitt Smithsonian Design Museum)
住所: 2 E 91st St, New York, NY 10128
クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアム公式サイト
その後、ワールドトレードセンター方面へ移動。
911メモリアルミュージアム (911 Memorial Museum)へ行くつもりでしたが、外にいるスタッフに尋ねると本日のチケット販売は締め切ったとのこと。
911メモリアルミュージアムは、明日か明後日に持ち越すことにして、チェルシー・マーケットでハンバーガをテイクアウトしてホテルへ戻りました。
ホテル内は、昨日の騒がしさが嘘みたいに静か。滞在客も少ない様子。
この日は、ゆっくり眠ることができました。
ニューヨーク滞在も折り返し。明日も美術館巡り。まずは「MOMA」へ向かいます。
ニューヨークひとり旅 記事一覧
- ニューヨークひとり旅 / 準備編
- Day1 / ニューアーク・リバティー国際空港到着〜宿泊ホテル編
- Day2 / 地下鉄に乗ってフラフラと
- Day3 / 電車にゆられて1時間半、現代アート美術館Dia:Beaconへ
- Day4 / 超巨大、メトロポリタン美術館
- Day5 / ホイットニー美術館〜ウィリアムズバーグのRough Tradeへ
- Day6 / グッゲンハイム美術館〜クーパー・ヒューイット・スミスソニアン・デザイン・ミュージアム
- Day7 / ハイライン〜MOMA〜Museum of Arts and Design
- Day8 / New Museum〜激寒ハドソン川クルーズ〜ミュージカル観劇
- Day9/ 911メモリアルミュージアム〜観光バスRIDE〜トップオブザロックで最終日の夜景を堪能
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