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NYひとり旅 Day7 / ハイライン〜MOMA〜Museum of Arts and Design

Trip

DAY7 2019.01.02 Wed.

本日は、MOMA(ニューヨーク近代美術館)とThe Museum of Arts and Design(ミュージアム オブ アーツ アンド デザイン)を訪問しますが、その前に散歩と朝ごはん。

ハドソン川沿いとハイラインをお散歩

少し早起きして、ホテル横のハドソン川沿いを散歩。その後、空中公園ハイラインを歩いてチェルシーマーケットまで向かいます。
ホテル横のハイウェイを横切ってハドソン川沿いへ。

生憎の曇り空でしたが、対岸のジャージシティ、ユニオンシティを一望することができます。川沿いの歩道は広いので散歩に最適。ランニングする人もちらほら見られました。

川沿いを北上して空中公園「ハイライン」の入り口へ向かいます。

ハイラインとは

ハイラインは、廃線となった鉄道の高架部分を公園に再生させたもので、全長2.3kmもある細長い都市公園。
個人的には、公園というより植物の多い歩行者通路といったほうがしっくりきました。(時期的に緑も無く人が少なかったせいもあるかと思います)

 
 
 
 
 
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暖かい時期は緑もきれいで、たくさんの人で賑わうそうなのですが訪問時は真冬。人もまばらで植物も全体的に茶色で寂しい感じに。。。

ハイライン
もともとあった線路もそのまま残っています。

チェルシーマーケット付近でハイラインを降りて、マーケット内のサラベスにて朝ごはん。
お腹も満たされたので、本日のメイン、MOMAへ向かいます。

MoMA(ニューヨーク近代美術館)

 
 
 
 
 
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MoMA(The Museum of Modern Art, New York/ニューヨーク近代美術館)は、1929年にオープンした近代美術専門の美術館。敷地面積も広く所蔵品は10万点以上というニューヨークを代表する美術館。
現在の建物は、「豊田市美術館」などを設計した日本人建築家、谷口吉生氏による設計で2004年にリニューアルオープンしたもの。その後も拡張工事が行われ、展示室面積が広がっているMoMA。訪れたときも一部の区画が工事中でした。
最寄りの地下鉄駅は、5Ave/53st(E、M線)。
ちなみにMoMAには、コンテンポラリーアート部門となる別館MoMA PS1もあります。
(場所がロングアイランドシティなのと日程合わずで今回は訪問断念)

10時半のオープン時間より早めに到着してしまったので、開館まで美術館周辺をお散歩します。

ロバート・インディアナ LOVE

6番街55丁目にあるロバート・インディアナの「LOVE」彫刻。
朝なので記念撮影する人もほとんど見られなかったのですが、午後には撮影のための行列ができていました。

MoMAはNEW YORK PASS®利用可

The New York Pass®

MoMAは、NEW YORK PASS®で入館可能です。(通常$25)
開館は10時半ですが、建物には開館前に入れたので、カウンターでスマホのパスを提示してチケットに交換してもらいます。
$25とお高めなので、パスで入場できるのは有り難いです。

(100以上の施設やアトラクションを満喫できるお得なThe New York Pass®については、準備編の記事をごらんください)

展示スペースオープン前ですが、2階のカフェとミュージアムショップはオープンしているとのことで、でショップで色々見つつ時間を潰します。

幅広いジャンルの膨大なコレクション

ピカソやセザンヌ、モネ、ゴッホといったヨーロッパの巨匠による絵画からマーク・ロスコ、ウォーホール、ジャクソン・ポロック、ジャスパー・ジョーンズなどのアメリカ現代美術作品だけでなく彫刻・映像・家具・写真・建築などなど見どころたくさんなMoMA。

事前のリサーチで、4階、5階に人気の絵が多数展示されていて、人も多いとのことだったので、まずは5階の常設展へ。
さすが人気のフロアだけあって、超有名な作品ばかり。
広いフロア内がテーマごとに細かいギャラリーに別れていて、5階の作品を見て回るだけでも結構な時間がかかりました。

開館直後にもかかわらず、ゴッホのThe Starry Night(星月夜)の前には人だかりが。隙間を狙って撮影。

フィンセント・ファン・ゴッホ
フィンセント・ファン・ゴッホ 「The Starry Night(星月夜)」
フィンセント・ファン・ゴッホ
ゴッホ 「郵便配達人ジョゼフ・ルーラン(portrait of the postman joseph roulin)」

クロード・モネの「睡蓮の池に映る雲の反映」は、1つのギャラリーを占領する大きさ。

クロード・モネ
クロード・モネ 「睡蓮の池に映る雲の反映」
クロード・モネ
クロード・モネ「日本の歩道橋」

こちらは、モネ晩年の作品「日本の歩道橋」
モネが亡くなる4年前の作品で、過去のモネの作品と異なって、抽象的で粗いタッチで描かれた印象的な1枚。

その他にも、ピカソ、ゴーギャン、セザンヌ、ルソー、モディリアーニ、モンドリアンなどなど、超有名どころの作品ばかりがたくさん。なんとも贅沢な空間となっております。

パブロ・ピカソ 「アヴィニョンの娘たち」
パブロ・ピカソ 「アヴィニョンの娘たち」
ジョルジュ・スーラ 「Grandcamp Evening」
ジョルジュ・スーラ 「Grandcamp Evening」
スーラの点描

スーラの点描画をこんなに近くで見たのは初めてかもしれません。
近くで見ると、その細かさに圧倒されます。

アンリ・ルソー 「夢」
アンリ・ルソー 「夢」

ヨーロッパの画家だけでなく、もちろんアメリカ現代美術作品も。

ジャスパー・ジョーンズ 「旗」
ジャスパー・ジョーンズ 「旗」

ジャスパー・ジョーンズの作品は、ホイットニー美術館やMETなどでも目にしました。

マーク・ロスコ №16 (Red, Brown, and Black)
マーク・ロスコ 「№16 (Red, Brown, and Black)」
ジャクソン・ポロック 「Action Painting I」

ジャクソン・ポロックの作品の前では、学芸員の方が子どもたちに作品の解説中。
子ども向けに話しているので、優しい英語で聞きやすく、子どもたちの後ろで聞き入ってしまいました。

ジャクソン・ポロック 「Action Painting I」
ジャクソン・ポロック 「Action Painting I」

アンディ・ウォーホールの作品が少なかったのですが、おそらくホイットニー美術館の回顧展に出張中だったのだと思います。
4階・5階を夢中になって見て回るだけでお腹いっぱいになってきましたが、どんどん行きます。

階段を使って上の階へ。

MOMA

吹き抜け部分から見下ろした景色

BELL-4701

階段の途中にもアーサー・ヤングによるヘリコプター(BELL-4701)が展示されていたり、

MOMA

美術館の中庭(スカルプチャーガーデン)にも彫刻がたくさん展示されています。

ブルース・ナウマン回顧展

6階ではアメリカの現代芸術家、ブルース・ナウマンの回顧展が開催されていました。

水彩画、彫刻、インスタレーション、写真などなど多様な表現作品が一同に集められ、かなりのボリューム。

チャールズ・ホワイト回顧展

その後、別フロアで開催されていた「チャールズ・ホワイト回顧展」へ。

チャールズ・ホワイトは、アフリカン・アメリカンの画家・版画家で、1930年代から亡くなる1979年までの彼の作品100点以上が展示されているとのこと。
“Art must be an integral part of the struggle,”(アートは、闘争の欠くことのできない一部)との彼自身の言葉通り、強いメッセージが込められた印象的で力強い作品が並んでいました。

チャールズ・ホワイト
チャールズ・ホワイト
チャールズ・ホワイト

個人的にはレコードジャケットを描いたものや、ミュージシャンを描いた作品に感動。

チャールズ・ホワイト
Charles White, “Banner for Willy J,”
チャールズ・ホワイト
Charles White, “Mahalia. ”

この時点で、館内の半分も周れていないのですが、かなり時間がたっており足パンパン。

気力を振り絞り、気になる展示や建築関係のフロアへ。

いよいよ、集中力が持たなくなってきたので、館内のミュージアムショップでお買い物。

MoMA Highlights

お土産の他に、自分用に「MoMA Highlights」日本語版を購入。
MoMAのコレクションから美術館を代表する350点が選ばれ、それぞれの作品解説が載っているガイドブック。ショップには、いろいろな原語版がズラッと並んでいました。

隣のカフェで少しお腹を満たして休憩後、MoMAを後にしました。
(ちなみに、ミュージアムを出て通りの斜め向かいにあるMoMA Design Storeもおすすめ)

MoMAに限らずですが、海外の大きな美術館・博物館は1日あっても全てを見て回れないので、事前にある程度見たいポイントを絞っておくことが大切ですね。

MoMA(ニューヨーク近代美術館)
住所: 11 West 53 Street, New York, NY
MoMA公式サイト

The Museum of Arts and Design(ミュージアム オブ アーツ アンド デザイン)

MoMAを出た後は、近くにある「The Museum of Arts and Design」(略してMAD)へ。
こちらは、現代の手工芸品を中心としたアートミュージアムとのこと。
4階建てのビル1棟が美術館になっています。

The Museum of Arts and Design

美術館は、円形広場「コロンバスサークル」に面しています。

コロンバスサークル

The Museum of Arts and DesignはNEW YORK PASS®利用可

The New York Pass®

The Museum of Arts and Designは、NEW YORK PASS®で入館可能です。(通常$18)
入ってすぐの受付でスマホのパスを提示してチケットに交換してもらいます。

(100以上の施設やアトラクションを満喫できるお得なThe New York Pass®については、準備編の記事をごらんください)

一気にエレベーターで最上階へ上がり、フロアを降りながら展示品を見て回ります。

ANNE LINDBERG

ANNE LINDBERGさんのthe eye’s levelという作品。
ものすごい数の糸が壁から壁へ張り巡らされていて、とてもきれいな作品です。

目の高さ(eye’s level)や光の入り方で表情が違ってくる面白さ。

壁に打たれたピンの数が凄まじくて、作業量を考えただけで気が遠くなります。

6階にはアーティストスタジオがあり、現役アーティストの方が作品作りされている様子を見学したりアーティストに直接質問したりできるとのこと。

アーティストスタジオ
この時は、Lily Moebesさんという方が作品作りをされていました。

私が訪れたときは、街なかにある美術館とは思えないくらい人が少なくゆったりと鑑賞できました。
建物も広くないので1時間もあれば十分見て回れます。
MoMAに近いので、NEW YORK PASS®があるならばついでに立ち寄るのにオススメです。

The Museum of Arts and Design(ミュージアム オブ アーツ アンド デザイン)
住所: 2 Columbus Circle New York, NY 11001
The Museum of Arts and Design公式サイト

話題の「スターバックス リザーブ ロースタリー」へ

MADを後にしてホテルへ戻る途中、小腹を満たすためチェルシーマーケット近くにある高級版スターバックス「スターバックス リザーブ ロースタリー ニューヨーク」店でしばし休憩。

スターバックス リザーブ ロースタリー

オープンしたばかりの店舗なので並ぶこともあるようですが、この日は並ぶことなく店内へ。
一応入り口には入店整理のために係の方が待機しています。

広い店内は、複数のバー、コーヒー豆をローストするエリア、ピザ・菓子・パンの販売エリアに分かれています。(公式サイト参照

スターバックス リザーブ ロースタリー

とりあえず初ロースタリーなので、スタッフの方が作業する様子がよく見えるメインバーのカウンターに座りました。
いただいたのはホッとラテとティラミス。

目の前では、コーヒーマスターがお客さんの好みに合わせてコーヒーを抽出する様子が見られます。
見上げた天井の照明も凝っていて、店内のデザインも見応えありです。

スタッフの方も気軽に質問に答えてくれますし、サービスも行き届いた感じで、街なかのスタバとは明らかに違います。(通常のスタバにも何度か寄ったのですが笑顔なくぶっきらぼうな接客がデフォルトだったのです。たまたまかもしれませんが。)
お値段はお高めですが、コーヒーも美味しいしロケーションもいいし、ゆっくりくつろげるので休憩にオススメのスポット。
もちろんグッズショップもあるので、コーヒー好きな方のお土産に店舗限定商品なんかいいんじゃないでしょうか。

スターバックス リザーブ ロースタリー

STARBUCKS RESERVE NEW YORK ROASTERY
住所: 61 9th Ave. New York, NY 10011
STARBUCKS RESERVE公式サイト

この日の夜は、ニューヨーク在住の友人とメキシカンレストランで食事。
結婚を控えた友人にお祝いを渡してお互いの近況報告。楽しい夜となりました。

滞在8日目となる明日は、ニューヨーク観光とミュージカルを満喫します。


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S.J.

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1人と1匹で気ままな賃貸暮し。 素人ですが賃貸でもできるDIYに挑戦中。 とにかく1人で行動するのが大好きなおばさんによるBLOGです。

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