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NYひとり旅 Day3 / 電車にゆられて1時間半、現代アート美術館Dia:Beacon(ディアビーコン)へ

Trip

DAY3 2018.12.29 Sat.

ニューヨーク3日目は、今回の旅の目的の1つでもあるDia:Beacon(ディアビーコン)へ。
ニューヨークに行く機会があれば必ず行くと決めていた場所です。

Dia:Beaconは、ニューヨーク市の北、電車で1時間20分ほどの町「ビーコン」にある現代アート美術館。
もともとナビスコの包装紙の印刷工場だった建物を改装して2003年にオープン。
リチャード・セラ、ロバート・ライマン、アンディ・ウォーホル、河原温などの有名アーティストの作品を鑑賞することができます。

 
 
 
 
 
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グランドセントラル駅からビーコン駅へ

ホテルを出て、地下鉄でグランド・セントラル駅(Grand Central Terminal)へ。
9時台の電車に乗るつもりが、のんびりしてたら間に合わず10:45の電車に乗ることに。(電車は1時間に1本)

電車の往復乗車券にDia:Becon入場券がにセットになったものを購入することができます。
(有効期限は発行から2ヶ月、どの時間の電車も乗車可能なので前日に購入しておけばよかったなと思いました)
お値段$39.5。
駅窓口でチケット発行してもらうとDia Beconまでの行き方などが記載されたプリントも一緒にもらえました。

乗車チケット
上が乗車チケット、下がDia Becon入場チケット

出発の時間まで、駅内のフードコートで軽い朝食をとります。

時刻表
電光掲示板の時刻表でホーム(乗り場)を確認

ビーコンへの路線はハドソンライン、ポキプシー行。
(この掲示板で、なぜか目的の電車ではなく、ひとつ下10:48分発のCROTON-HARMON行きを確認して、トラック28へ行ってしまうミス発生)
ホームへ抜ける改札は無いので、ホームへ向かい停車している電車へ乗り込みます。
「土曜なのに空いてるなぁ?美術館行く人あまりいないのかしら?」なんて思いながら着席していたら、聞こえてくる車内アナウンス。
「ん??あれ?行き先違う??」
慌てて車外に出て、ホームに居る駅員さんに確認
「これビーコン行きます?」
「No」の返事。
「え??トラック変更あった?」と、慌てて掲示板を再チエックしたら、1段下の列を見ていたことに気づく。危ない危ない。

改めてトラック35へ移動して停車中の電車へ。
結構人乗ってました。。。(汗
進行方向左側(ハドソン川沿いの景色が楽しめる)に空いてる席を探して着席。

電車が出発してしばらくすると車掌さんがやってきて、乗車券にカチカチとハサミをいれてくれます。乗車券は帰りの電車でも必要なので、無くさないようにしっかりとしまっておきます。

ハドソン川
車窓から見えるハドソン川。

天気もイマイチ、終始こんな感じなのですぐに飽きました。(笑

現代アート美術館Dia:Beacon

ビコーン駅からDia:Beaconまでは、歩いて10分かからない程度。電車の乗客はほとんどDia:Beaconへ向かうので、その後をついていけば迷うことはありません。(道の途中にも看板が出ています)

広い駐車場を抜けると、レンガ造りの大きな建物が現れます。

Dia:Beacon
しかし、天気良くない。

いよいよ、Dia:Beacon館内へ

Dia:Beacon入場タグ

乗車券と一緒に購入した入場券を提示すると、アルミ製のタグに交換してもらえます。
このバッジを提示することで、1日中何度でも美術館への出入りが可能です。

入り口左側にはカフェ、右側にはブックショップ。
奥左手にあるクロークに荷物を預けて、いざ展示スペースへ。

広い空間を贅沢に使って展示されたアート作品たち

館内は、ふんだんに自然光が取り入れられ、広いスペースにたくさんの作品が大胆に展示されています。
作品によって撮影可、不可のものがあるので、撮影前に壁の説明パネルの確認は必須です。

Dan Flavin
Dan Flavin

蛍光管を使った作品が有名なダン・フレイヴィンによるインスタレーションも数多く展示されています。

Robert Smithson
Robert Smithson / Map of Broken Glass (Atlantis), 1969

ランド・アート(アート・ワークス)の代表的アーティスト、ロバート・スミッソンによる作品。

Robert Smithson
Robert Smithson / Leaning Mirror, 1969


こちらが「大丈夫?」と不安になるくらい作品の周りに柵やロープなど一切なく、間近で作品を鑑賞することができます。
近づきすぎるとすぐに係の方に注意されます。

広い館内には、スケールの大きな作品がとにかくダイナミックに展示されていて、終始圧倒されっぱなし。

作品にも感動しますが、館内展示作品のほとんどが自然光のみで照らされていることにも感動。この日は、どんよりした天気で館内も少しだけ薄暗い感じ。
(季節や時間帯によっても作品の表情が変わってくるのも面白いところ)

リチャード・セラによる板金を使った巨大彫刻作品

リチャード・セラ
リチャード・セラ

作品に映り込む窓の影も自然光ならでは。

天井の採光窓
天井もふんだんに光を取り込める造り

もともと包装紙印刷工場だった際に、印刷物の色や仕上がりを確認するために自然光を均一に取り入れられるように設計された建物だったようで、美術館への改修工事でさらに均一にふんだんに自然光を取り入れられるようになったそうです。

説明パネル
説明パネルにも展示時間と併せて「天気がよければ」の但し書きが。
Robert Ryman
Francois Morellet
Francois Morellet / No End Neon, 1990/2017

ロバート・ライマン、アンディ・ウォーホル、河原温などの作品も数多く展示されていて見応え充分です。
気が付くとあっという間に4時間が経っていました。
またニューヨークを訪れる機会があれば、ぜひ再訪したい美術館でした。


帰りの電車の時間を確認、館内のショップを一通りチェックしてビーコン駅へ。
帰りの電車でも車掌さんがやってきて乗車券を回収されます。と同時に前の座席の上部に紙切れを挟んでいきます。(おそらく乗車券確認済みの印)
帰りも1時間20分かけてマンハッタンへ戻ります。

Dia:Beacon(ディアビーコン)
住所: 3 Beekman St, Beacon, NY 12508
Dia:Beacon公式サイト


マンハッタンに戻った頃には夕方だけどすっかり真っ暗。
少し時間もあるし、The New York Pass®(ニューヨークパス)が使用できるトップ・オブ・ザ・ロックの展望台からニューヨークの夜景でも見ようかとロックフェラーセンターへ向かうも、あまりの人の多さに断念。

ロックフェラーセンター
ロックフェラーセンターのクリスマスツリー前も人だかり。

「PRET」カフェで夜ご飯した後は、ブラブラ散歩しながら徒歩でホテルへ。
途中、Strand Book Storeでお土産を物色。靴下を何足か購入して、この日は終了です。

明日は超巨大美術館「メトロポリタン美術館」周辺を探索します。


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S.J.

S.J.

1人と1匹で気ままな賃貸暮し。 素人ですが賃貸でもできるDIYに挑戦中。 とにかく1人で行動するのが大好きなおばさんによるBLOGです。

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