※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。
【在宅ワークスペースDIY 前編】腰痛持ちにオススメ 電動昇降スタンディングデスク
長引くコロナ禍で急速に導入が進んだリモートワーク。
私も自宅で仕事することが多くなりました。
自宅では自作したダイニングテーブルで仕事をしていましたが、諸々不便が出てきたので、快適な在宅ワーク環境を整えることにしました。
仕事机としても使用していたダイニングテーブルDIYの記事はコチラ
2020.04.24
ダイニングテーブルをDIYで作る 前編:リサーチ&材料調達編
集成材の1枚板と鉄脚(アイアンレッグ)でダイニングテーブルを自作してみました。...
寝室の一角をワークスペースに
スペース確保のため、ダイニングテーブルのある部屋から寝室の一角に新たにワークスペースを作ることにしました。
寝室入口側の壁に机と本棚をDIYしてワークスペースにします。
寝室にワークスペースを作ることで作業専用スペースが確保できるだけでなく、リビングより狭いので冷暖房が効きやすいという利点もあります。
向かって左側に本棚、右側に机を設置するイメージで設計図を描いていきます。
入り口すぐ横の壁にこんな感じでデスクと本棚、デスク下に収納棚を設置していきます。
本棚は、あえて正面をデスク側に向くように配置します。
収納する本やボックスのサイズを考慮して本棚の奥行きを360mmに決定。幅はデスクの奥行きと合わせて600mmにしました。
本棚を設置した残りの空きスペースをデスク設置スペースとしてデスク幅を1,350mmとします。
デスク下にはキャビネット横にシンプルな収納棚を配置予定です。
腰痛持ちの味方、電動昇降式スタンディングデスク
20代の頃に腰を痛めて以来の腰痛持ちで長時間のデスクワークはほぼ拷問。(若者よ、腰は大切に)
数時間座ったままの状態だと腰が悲鳴をあげます。
職場では既に手動の昇降スタンディングデスクを使用しているのですが、自宅での仕事が増えてからはずっと座りっぱなしで腰痛はひどくなる一方。
長時間の座り仕事は、血行が悪くなり健康に悪影響を及ぼすだけでなく、姿勢の崩れによる腰痛や体の痛みの原因になります。
仕事場で座ったり立ったりを繰り返しながらデスクワークをするようになって、むくみの解消や腰痛の軽減を実感しているので、コストはかかりますが健康と生産性を考慮して自宅にもスタンディングデスクを取り入れることにしました。
FlexiSpot E7 電動昇降スタンディングデスク・脚フレーム
今回は設置場所にジャストサイズの机を置くために、スタンディングデスク脚のみを購入して好みのサイズにカットした天板をDIYで取付けます。
購入したのはFlexiSpotの
E7 電動昇降スタンディングデスク・脚フレーム
色はブラックで購入時の価格は、48,000円(税・送料込)※基本送料無料(北海道・沖縄を除く)
2022年6月現在の価格は51,700円となっています。
脚幅調整範囲:110~190cm
昇降範囲:58~123cm
耐荷重:125kg
脚段階:三段階(ピラミッド)
機能:メモリ・ロック・障害物検知
パネルタイプ:タッチパネル
耐荷重や対応天板幅を考えこちらのモデルを選択しましたが、机幅が160cm以下ならば EF1 (¥28,600)という安価なモデルもあります。(耐荷重や対応天板幅等が異なります)
その他にも天板付きやコの字型、引き出し付きなど豊富な商品ラインナップから自分にあったデスクを見つけることができます。
主な昇降デスクの比較表を作成してみました。
モデル | E8 | E7 | EJ2 | EF1 | EG1 | H1 |
価格 | ¥60,500 | ¥51,700 | ¥39,600 | ¥28,600 | ¥25,300 | ¥19,800 |
昇降方式 (モーター) | 電動 (デュアル) | 電動 (デュアル) | 電動 (デュアル) | 電動 (シングル) | 電動 (シングル) | 手回し |
対応天板サイズ(cm) (厚みは2cm以上) | 幅:120〜200 奥行:60〜80 | 幅:120〜200 奥行:60〜80 | 幅:120〜200 奥行:60〜80 | 幅:100〜160 奥行:50〜80 | 幅:100〜160 奥行:50〜80 | 幅:100〜160 奥行:60〜80 |
昇降範囲(cm) | 60〜125 | 58〜123 | 69〜118 | 71〜121 | 71〜121 | 71〜121 |
耐荷重(kg) | 125 | 125 | 100 | 70 | 70 | 70 |
本体重量(kg) | 32.7 | 32.1 | 28.4 | 19.6 | 19.3 | 17.6 |
パネルタイプ | タッチボタン | タッチボタン | タッチボタン | 押しボタン | 押しボタン | ー |
E7:横幅調節が可能だから自分好みのデスクサイズが作れる
E7脚のみは、110〜190cmの間で横幅を調節できるので設置場所にジャストサイズのデスクを作ることができます。
対応する天板サイズは幅120~200cm 奥行60~80cm 厚み≥2cmとなります。
私は設置場所の関係で横幅130cm、奥行60cmの天板にしましたが、ダイニングテーブルより大きいデスクを作ることも可能です。
E7:しっかりと耐荷重があるので安心
E7の耐荷重(何kgまで耐えられるか)は、125kgなので大きめのモニターやPCを載せたままデスクを昇降させても問題なく動作します。
この耐荷重を支えるため脚本体も32.1kgとヘビーです。
E7:自動昇降がめちゃめちゃ便利
脚に付属しているタッチパネルを指で軽くタッチするだけでデスクの高さを簡単に変更できます。
手動昇降式だと回転式レバーを回す手間があるので昇降作業も億劫になるのですが、タッチパネルなら指先ひとつで昇降できるので楽ちんです。
しかも4パターンの高さを登録できるので、着席時とスタンディング時の高さを登録しておけば、ボタンをポンとタッチするだけで最適な位置にデスクがセッテイングされます。
障害物検知もついていて昇降時に障害物がある場合は自動でストップしてくれますし、お子様がいる家庭に安心のロック機能もついています。
天板をDIYしてスタンディングデスクを組み立て
ダイニングテーブルを製作した際はコーナンで購入した「国産杉無垢ボード」を使用しましたが、今回のデスク天板についてはビバホームで見つけた檜ムクボードを利用しました。
写真上段の杉ムクボードの方がお買い得ですが、杉に比べて檜のほうが割れや穴も少なくキレイだったので今回は檜を購入してみました。
通販で天板を購入したいという方には木材通販のマルトクショップ さんがおすすめです。
何度か利用させていただきましたが、サイズカットも正確。割高にはなりますが反りもなくキレイな木材が届きます。
ホームセンターで檜ムクボードを130cm×60cmにカットしてもらって、自宅に持ち帰り全体をサンディング(特に角部分は少し丸くなるように)します。
サンディングででてきた木粉を拭きとって、ワトコオイルのチェリーで塗装します。
天板は、以前ダイニングテーブルで実践したウェット研磨(オイルで濡れた状態でヤスリがけする塗装方法)で仕上げます。
ウェット研磨についてはダイニングテーブル製作記事をご覧ください。
2020.04.24
ダイニングテーブルをDIYで作る 前編:リサーチ&材料調達編
集成材の1枚板と鉄脚(アイアンレッグ)でダイニングテーブルを自作してみました。...
ウェット研磨でスベスベな仕上がり。
色も落ち着いていていい感じです。
スタンディングデスクの組み立てですが、脚に天板を取り付けるだけなので簡単。
公式の組み立て動画が一番分かりやすいのでリンク貼っておきます。
基本、説明書通りにネジ止めするだけなので難しくはありません。
ただ脚が重いので完成したデスクを起こす作業など、1人より2人のほうが作業しやすいです。
(私は1人で組み立てました)
タッチパネルは向かって左側に取付けてみました。
このタッチパネルで簡単にデスクの高さを変更できます。
∧ ∨ ボタンを押しっぱなしでデスクを上げ下げ
M ボタンを押したあとに右側の4つのボタンいずれかを押すと高さをメモリー(登録)
M ボタン長押しでロック、アンロック
右側の4つのボタンをポンッと押すと、メモリーした高さまで自動昇降
デスク周りのオススメアイテム
出来上がったデスクを壁側に設置。
後ろの壁はデスクの脚に合わせて黒い輸入壁紙を、はがせる糊で貼っています。どちらも壁紙屋本舗・カベガミヤホンポさんで購入。
足元には傷防止のため透明のマットを敷いています。
立った状態でのデスクワークですが、慣れるまでは少しきつく感じるかもしれません。
私も立ち仕事に慣れていなかったので、はじめはすぐにダルくなって座っていました。
慣れてくると数時間立ちっぱなしでも苦にならなくなるので、はじめは「短い時間立つ→座る→短い時間立つ→座る」を繰り返すと良いかと思います。
長時間床の上に立っていると足へ負担がかかるので、厚めのマットを敷いています。
こちら45cm×30cmとコンパクトで邪魔になりにくく、厚みも2cmとしっかりあるので脚への負担を軽減してくれます。
電動昇降スタンディングデスクのメリットと製作にかかった費用
職場に続いて自宅でもスタンディングデスクを取り入れてから、かなり腰痛が軽減されました。
10時間以上座りっぱなしで作業している時などは、9割の確率で「イタタタっ」と椅子から立ち上がり、翌朝ベッドから起き上がる際に「あ、やばいかも?」なんてことが頻繁に起こっていましたが、意識してスタンディング状態で仕事することで「あ、やばいかも?」状態を回避できています。
デスクワークがメインで腰痛に悩んでいる方にはスタンディングデスク、強くオススメします。
スタンディング状態だと踵上げなどの軽い運動も可能ですし、下半身のむくみ解消にも効果的です。
個人的に、座っているときより立って仕事しているときのほうが集中できるので、気合い入れて仕事する時はスタンディング状態がメインになっています。
電動式なので少しコストがかかりますが、手動式と比べると手軽さが段違いなので電動式をオススメします。
脚幅や昇降範囲が少し狭くなったり、機能が少ないモデルならもう少し金額を抑えられます。
電動昇降スタンディングデスク製作にかかった費用
天板用の板: ¥5,478
脚 FlexiSpot E7: ¥48,000(2021年5月購入時)
ワトコオイル/サンドペーパー: 自前
↓デスク下の収納を増やすべく収納棚を製作し、本棚も作っちゃいました。
2021.08.08
【在宅ワークスペースDIY 中編】全ネジと集成材で作る収納棚
リモートワーク(在宅ワーク)環境を充実させるべく昇降式デスク(スタンディングデスク)を製作しました。デスク下にジャストサイズのインダストリア...
2021.08.11
【在宅ワークスペースDIY 後編】DIYでジャストサイズの本棚を製作
ワンバイ材を使って本棚を製作します。棚板にはベニヤ板を利用して材料費を抑えます。...
ワトコオイルを使用する際の注意点
ワトコオイルは引火性の液体です。
塗装作業中は窓を開けるなど換気をして火気のないところで使用しましょう。オイルを拭き取るのに使用したウェスや布は発火の恐れがあるため、必ず水に濡らしてから処分するようにしてください。
私はワトコオイルを取り分けた容器内に使用済みのウェスや布を入れて、その中に水を入れて染み込ませてから処分しています。
在宅ワークスペースDIY 記事一覧
- 【在宅ワークスペースDIY 前編】腰痛持ちにオススメ 電動昇降スタンディングデスク(この記事)
- 【在宅ワークスペースDIY 中編】全ネジと集成材で作る収納棚
- 【在宅ワークスペースDIY 後編】ジャストサイズの本棚をDIY
コメント