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100均アイテムと工作材で作るハンギングシェルフ(ハンギングラダー)

DIY

キッチンカウンター・カウンター上収納DIYと、大幅カスタマイズしたキッチン。
今回は、こちらのキッチンにハンギングシェルフを取り付けたいと思います。
過去のキッチンカウンターDIYについてはこちら↓

ハンギングシェルフって何?

ハンギングシェルフって何?という方向けに少し説明。
ハンギングシェルフは、天井から吊り下がった棚(吊り棚)のこと。
おしゃれなお家のキッチンカウンター上とかで見かける「アイアンのフレーム」と「棚板」で組まれたあれです。


出典:楽天poppo furniture

インダストリアルな雰囲気でかっこいいのですが、原状回復必死の賃貸に取り付けるにはハードルが高い。
ということで、天井からチェーンでぶら下げられる簡易式のものを採用することにします。

ハンギングシェルフ OR ハンギングラダー

天井から吊り下げるシェルフですが、ハシゴ型のラダーにするか、ネット式のシェルフにするか迷いました。

ハンギングラダー

ラダー(はしご)ということで、ハシゴ型のものを天井から吊り下げるパターン。
ホームセンターでも意外と安いものが販売されていたりして、作るより安く抑えられる場合もあります。
DIYするにも木材をハシゴ型に組んで吊り下げるだけなので、割と簡単にできそうです。
流木で組めば味が出てさらに良さそうです。
ハシゴなので物を上に置くことはできませんが、キッチングッズをぶら下げたりフェイクグリーンを飾り付けることでインテリアとしてキッチンのアクセントになってくれそうです。

ハンギングシェルフ

ハンギングシェルフはハシゴと異なり棚状になっているので、物を乗せることが可能です。
ネットで検索したところ、いくつか気になる商品が見つかりました。


アンティーク感もありGOOD。サイズが小さいのでちょっとした小物を置いたりしてインテリアとして活用できそうです。

一回り大きい120cmサイズも有り。


収納力もあり、インダストリアルな雰囲気が好みです。

関家具さんのハンギングシェルフを購入することも考えましたが、
DIYした柱の間が80cmほどしかなくサイズオーバー。。。
サイズピッタリのものを手作りすることにしました。

材料の準備

ネット状の部分に何か良い素材がないか探していたところ、セリアで発見。

インテリアワイヤーメッシュラティスL(約21×30cm)
スチール製のラティスで、枠になるフレームにワイヤーメッシュが取り付けてあります。
工作材で木枠を作成して、こちらのシェルフを固定することにします。

その他にもセリアにて、チェーンとフックを購入しました。

チェーンはハンギングシェルフに取り付けて天井からぶら下げるため、フックはシェルフや天井部分に取り付けて使用します。

設置場所の幅80cmに合わせてワイーヤーメッシュラティス3枚、チェーン2個、フック1セットを購入しました。

シェルフの木枠になる部分ですが、工作材をボンドでくっつけてL字型の枠を作って
ラティスをはめ込もうかと考えていたのですが、ホームセンターでピッタリの工作材を発見しました。

溝付角材
約25mm角の角材に幅4mmの溝が彫ってある工作材です。
セリアのラティスの厚みが約3mmなので、この溝にうまくハマってくれるはずと踏んで、長さ910mmの溝付角材を3本購入しました。(1本280円)
こちらの角材だけでもいいのですが、補強のため10mm×20mmの工作材も2本購入。こちらは長さ900mm。(1本210円)

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完成形をイメージして工作材をカット

材料が揃ったので、完成形をイメージしながら寸法を決めていきます。
通常は設計図を描いてから材料を揃えますが、今回は材料から探し始めたので、購入した材料を使ってイメージ通り組み立てられるか検証して、それぞれの寸法を決定していきます。

まず確認が必要なのはセリアのラティスが工作材の溝にうまくハマってくれるかどうか。

コチラの溝にはめ込んでみると。。。

ピッタリ!
難なく溝にハマりました。

ラティスを3枚並べて上下とサイドを溝付角材で挟み込んで仮組み。それぞれの工作材の長さを決めます。

ラティスの継ぎ目はこのままでもいいのですが、隠してしまったほうが見栄えが良いのと物を乗せた時の強度アップを狙って、10mm×20mmの工作材で挟み込みこむことにします。
↓この部分

枠になる溝付角材を665mmと284mmで2本ずつ、ラティスつなぎ目補強用の工作材を284mmで4本とることにします。
寸法が決まったので、それぞれの工作材を手ノコでカットしていきます。

普通に手ノコでカットしても良いのですが、可能なかぎり真っ直ぐにカットしたいので補助器具を使用したいと思います。

DIY歴もそこそこになった気もしますが、未だに手ノコでのカットは苦手です。
そんな私の強い味方「ソーガイド・エフ」。
もちろんガイドがなくても普通に手ノコで切ってOKなのですが、なるべくきれいに仕上げたいので今回はソーガイドの助けを借ります。

ソーガイドは、木材を正確に切断するためのノコギリ補助道具。角度設定もできるので角度をつけてカットすることもできます。
お値段5千円前後とお高めですが、DIYをはじめた頃、手ノコでまっすぐ切れず、切断面が斜めになって何度も失敗したので思い切って購入しました。
その後電動丸ノコを手に入れてからは出番が減りましたが、手ノコを使ってきれいにカットする必要がある際は、毎回お世話になっています。

クランプを使ってソーガイドと木材を固定、ソーガイドの円盤の間にのこぎりを差し込んでカットすることで、まっすぐにカットすることができます。

のこぎりでカットする時のガイドとしては「マイターボックス」もあります。
こちらはリーズナブル。
使い方に少しコツがいるのと、使うノコ次第では使いにくいなんてこともあるので、もっぱら「ソーガイド」のお世話になっています。

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ハンギングシェルフを組み立てます

カットした溝付工作材を組み立てます。
長い溝付角材2本と短いもの1本をボンドで接着してコーナークランプで固定します。

この状態で、さらに細めのビス(木ネジ)を横から打っていきます。

クランプで固定することで、ビス(木ネジ)を打ち込む時に木材がずれることを防げます。

コーナークランプは、枠などを作る際に木材を直角に固定できるので、あるとめちゃめちゃ便利です。
クランプ無しで木材を直角に組んでビス(木ネジ)で接合するのって木材がズレたり斜めになったりして難しいんですよね。

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枠の1辺のみを作った状態で、一旦全ての工作材に色をつけることにしました。(ラティスを組み込んでからでは塗りにくいので)

キッチンカウンターに建てた柱と同様に、つや消し黒のペンキを塗ってみました。

ペンキが乾いたら、ラティスを溝にはめ込んでいきます。

空いている1辺からラティスを差し込んで

3つ全てが収まりました。
空いている枠の1辺も残った溝付角材で閉じます。

反対側の辺と同様にボンドとビス(木ネジ)で固定します。

枠完成!
これでも十分ですが、もうひと手間。ラティスの継ぎ目部分を隠していきます。

10mm厚の工作材を継ぎ目部分にあてて、横からビス(木ネジ)を打ちます。
ひっくり返して反対側も同様に工作材を取り付けます。

打ち込んだビス(木ネジ)の頭部分はペンキで塗って目立たないようにします。

フックとチェーンを取り付けて完成

組み立てが完了したシェルフにチェーンを取り付けます。

シェルフの四隅にフックを取り付けて、チェーンを引っ掛けます。

天井部分にチェーンを引っ掛けるためのフックを取り付けます。
賃貸ですので直接天井にフックを付けるのはNG。
カウンターに柱を取り付けた時に、天井から物をぶら下げられるように設置した当て木を利用します。

フックを取り付けるのは、天井の黒い枠部分です。
柱+当て木のDIYはコチラの記事をごらんください。

天井の当て木にフックを取り付けます。

フックが当て木を貫通して天井を傷つけないようにネジ部分の長さを事前に確認しました。
取り付けたフックに出来上がったシェルフを引っ掛けて完成。

サイズもピッタリで思い通りのものができました。

割と頑丈なので、ちょっとした小物を置いても問題ありません。

籐のかごとジョウロを置いてみました。
網目になっているのでS字フックを取り付けてキッチン用具を下げたり、水やり後のエアープランツをかけて乾かしたりと大活躍です。

ハンギングシェルフ製作にかかった費用
インテリアワイヤーメッシュラティスL 3枚: ¥300
チェーン・フック: ¥300
枠になる工作材: ¥1,260
ペンキ/ビス(木ネジ)等: 自前
合計: ¥1,860

S.J.

S.J.

1人と1匹で気ままな賃貸暮し。 素人ですが賃貸でもできるDIYに挑戦中。 とにかく1人で行動するのが大好きなおばさんによるBLOGです。

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