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賃貸キッチンDIY 前編:キッチンカウンターの土台をつくる
我が家のシンプルな賃貸キッチンを、原状回復可能なDIYでインダストリアルスタイルにリニューアルしていきます。
DIY前のキッチンとDIYのイメージ
こちらが、我が家のキッチンをリビング側から見た様子。
リビング側から見える壁には、賃貸によくある白い壁紙が貼られています。
キッチンのL字型カウンター部分ですが、カウンターと呼べない幅(10数センチ)でコップくらいしか乗りません。
向かって右側には、我が家のチワ子(♀チワワ)がトイレの時以外使用していないペットゲージを設置しています。
コチラのキッチンを
- 壁に輸入壁紙とパネルシートを貼ってイメージチェンジ
- 少しだけカウンターの面積を広げてタイル張りカウンターにチェンジ
- 使用していないペットゲージは撤去して、新たにご飯・トイレスペースを設置
- カウンター上に柱を立てて収納棚を作成
といった感じに変えていきたいと思います。
ざっくりな出来上がりイメージがこちら(リビング側から見たキッチンの壁)
壁は、はがせる輸入壁紙とタイルシートでバイカラーにしていきます。
カウンター下の壁を少し延長する方法ですが
カウンターの土台になる合板に脚となる合板をビス(木ネジ)で接合することで脚部分を壁として利用します。
作成するカウンターの土台は既存のカウンターに乗っかっているだけです。
そこそこの重さになるので動いてしまうことはなさそうですし、最終的にはカウンターと天井の間に柱を立てることでガチッと固定する予定です。
既存のカウンター部分をマスキングテープで保護
壁紙やタイルシートを貼る前に、既存の狭いカウンター部分にマスキングテープを貼ることにしました。
目指すは黒ベースのインダストリアルなイメージ。
白い部分があると目立ってしまうので黒いマスキングテープで覆ってしまいます。
既存カウンターを傷つけてしまわないように保護する目的もあります。
マスキングテープはカモ井加工紙のmtマスキングテープ、マットブラックを使用しました。
つや消しのマットな質感が高見え感UP。
サイズも豊富(3mm/6mm/15mm/50mm/100mm/230mm)なので、広い部分に貼る場合も継ぎ目無しでスマートに貼れますし、細かい部分も6mmや15mm幅のテープでカバーできます。
カウンターと壁沿いの枠部分をマスキングテープでカバーしてみました。
これだけでもかなり印象が変わります。
貼るだけで簡単にイメチェン可能なので、窓枠部分などをマスキングテープでカバーして雰囲気変えてみるのもオススメです。
カウンターの土台設置イメージ
カウンター下の壁を拡張するために、カウンターの土台と壁(脚)部分を作ります。
土台と拡張する壁は安い合板(厚さ12mmのコンパネ)を利用して組み立てます。
以下のように向かって右側(ペットゲージを置いていた場所)に2枚の脚を立てて、L字型に組んだ合板をビス(木ネジ)止めします。
カウンター土台は脚部分の合板と接合するだけで、既存のカウンターに乗っけるだけです。
カウンターの土台を製作
キッチンカウンター(天板)部分ですが、合板2枚を繋いでカウンターの土台を作っていきます。最終的に、こちらの土台にタイルを貼ってタイル貼りカウンターにします。
合板のサイズは、貼り付け予定のタイルがピッタリ収まるサイズを計算して、ホームセンターでカットしてもらいました。
カットした合板2枚をダボ継ぎでL字型にしていきます。
板の木口に6mmのドリルでダボ用の穴を開けます。
この時、まっすぐ垂直に穴が開くようにします。(1箇所斜めに穴開あいて失敗。。)
穴にダボマーカを嵌め込んで、板同士をグッと合わせてダボマーカーの尖った部分で対になる板の木口に印をつけます。
板の木口にポッチと印がついた状態。
こちらの印がついた部分に6mmのドリルでダボ用の穴を開けます。(穴は垂直に開けます)
ダボ穴にボンドを流し込んで6mmのダボを差し込んで
差し込み側のダボ穴と木口にもボンドをつけて接合します。
その後は、ボンドが乾くまで固定して放置。
L字型土台のボンドが乾いたら、土台のフチ部分を角材で囲っていきます。
土台にはタイルを貼り付けるので、タイルの高さにあわせて
コンパネの厚さ(12mm)+タイルの厚さ(6mm)=18mm角の角材を板の周りにボンドで貼っていきます。
クランプで角材を抑えて圧着したほうがいいのですが、我が家には大きめのクランプが無いので、カクシ釘を打って圧着させました。
カクシ釘は、釘の頭にゴムが付いているものです。ゴムが付いたまま釘を打ち込むとゴム部分と釘の頭が飛び出した状態になるので、真横から飛び出した部分をゲンノウでコーンと叩いて飛ばします。釘の頭部分にはあらかじめ溝がついているので、簡単に頭が折れます。
そうすると針部分のみが木の中に残った状態になります。
通常の釘と比べると強度はありませんが、ボンドや接着剤とセットで利用することで釘を見せずに補強することができます。
フチ部分に枠がつきました。
水回りに設置するので撥水性のあるウレタンニス(つや消し黒)を枠部分に塗ります。
出来上がったカウンター土台をカウンター上に置いてみます。
サイズぴったりで問題なさそうです。あとは、カウンター土台を脚となる合板にビス(木ネジ)止めして完了です。
合板の脚を設置する右側の既存カウンター壁には、汚れ防止のために余っていた壁紙(黒)を貼りました。
ビス(木ネジ)止め後の写真を撮り忘れたので、仮で設置したイメージで説明。
↓こんな感じ。
脚部分には、棚板を取り付けて犬グッズの収納スペースに。
棚板を取り付けることで脚部分の補強も兼ねています。
カウンター土台+壁ができたので、次回は壁部分をDIYしていきます!
2022.07.28
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賃貸キッチンカウンターDIY 記事一覧
- 賃貸キッチンカウンターDIY 前編:キッチンカウンターの土台をつくる(このページ)
- 賃貸キッチンカウンターDIY 中編:サブウェイタイル風シートでキッチンカウンターの壁をアレンジ
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