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賃貸でもできる!ラブリコを使って壁掛けテレビ 後編:壁掛けテレビ製作編
原状回復できる賃貸での壁掛けテレビ、いよいよ組み立てに入ります。
今回、ちょうど引っ越しの手伝いに来ていた強力な助っ人(父)がいたので、一人で作業するよりスムーズに完成しました。
リサーチ、設計、材料準備編は前回の投稿をごらんください。
2020.06.08
賃貸でもできる!ラブリコを使って壁掛けテレビ 前編:設計&準備編
賃貸でもできる壁掛けテレビ。ラブリコを使って2x4材に壁掛けテレビを設置しました。...
壁掛けテレビの枠組み(土台)を製作
まずは2本柱の間に「丸棒」と「2×4材の横木」を組み込んで枠組みを作ってから、出来上がったものを壁に設置します。
こんなイメージの枠組みになる予定です。
横向きの2×4材はビスでネジ止めしますが、丸棒は、縦の2×4材に穴を開けてそこに嵌め込むかたちで組み込みます。
図のように柱となる2×4材に穴を開けて、そこに丸棒を挟み込み、横木はビス止めすることにします。
柱になる2×4材に、ベニヤ板引っ掛け用の丸棒を設置するための穴を開けます。
取り付け位置の高さは設計段階で割り出していますが、柱の前面ギリギリにJ型フックを掛けられるように、実際にJ型フックを置いて位置を決めます。
対になる反対側の2×4材にも同様に印付します。
穴をあけるため「ボアビット」をドリルに取り付けて印付したところに穴を開けていきます。
丸棒の経20mmにあわせて、20mmの「ボアビット」で10mm程の深さまで穴を開けていきます。
丸棒がきれいに入らなくなるので、穴は垂直に開けていきます。
「穴の深さ」+「柱間の距離」で丸棒をカットして
柱になる2×4材に開けた穴に丸棒を嵌め込んだままで横木の2×4材をビスで取り付けます。
ビスを打つ前に下穴を開けて、さらに水平器を使って水平を確認しながら横木をビス止め。
丸棒取り付け部分。
横木には「テレビ取り付け金具+テレビの重量」がかかるので、ビス止めの他にもアングルを取り付けて補強してあげます。
出来上がった土台をラブリコで壁側に固定します。
この際、横木がきちんと水平になっているか水平器を使って再度確認します。
ブレブレ写真でごめんなさい。
こんな感じで土台ができれば、工程の6割位は完了です。
壁掛け金具の取付とベニヤ板カバーの設置
ベニヤ板を出来上がった土台にあてて、フックの取り付け位置を決めて印をつけます。
ボルトとナットでJ型フックをベニヤ板に取り付けて、土台の丸棒に引っかけます。
J型フックはそのままだと丸棒に引っかかりにくかったので、ペンチを使って少し間を広げてあげました。
土台の横木に壁掛け金具を取り付けていきます。
金具が重たいので1人での取付は困難。助っ人がいて助かりました。
2人がかりでなんとか設置完了。
金具は手前に引き出せるのでテレビの配線作業時に便利です。
壁掛け用の金具は、テレビ壁掛け金具エースオブパーツさんにて購入。
壁掛け金具とベニヤ板カバーを設置した様子がコチラ。
なかなか良い感じです。上部のラブリコも可能な限り隠すことができました。(定期的にネジの緩みを点検できるように側面は覆っていません)
ベニヤ板カバー部分には、余っていた輸入壁紙を貼っていきます。
この時点でラブリコを設置した天井部分が少し弱いような感じがありました。
事前に下地センサーで下地があることを確認して柱を突っ張りましたが、柱の1本が下地部分から少し外れてしまったようです。
このままでは天井が凹んでしまいそうなので、急遽当て木をして天井を保護することに。
当て木をすることで天井も保護できるし突っ張る力が分散されます。
自宅にある端材から適当なものを探し、1×4材を当て木にしました。
1×4材を追加する分、土台の高さを削る必要が出てきたので、一旦土台を壁から外し柱となる2×4材を当て木の厚さ分カットしました。
ロングフックとテレビを取付け
2本の柱上部にプロジェクタ投影用のスクリーンを掛けるためのロングフックを取り付けました。
ベニヤ板カバーもフック取り付け部分にあわせて少しカットします。
100インチの軽量スクリーン(手動巻取り式)をチェーンで引っ掛けます。
スクリーン使用時には、テレビの前にスクリーンを降ろせるようにアームが長いフックを選んでみました。
壁掛け金具にテレビを取付けて、裏側に配線を通します。
取外し可能なベニヤ板の後ろに配線を隠すことで、表側からは配線が見えません。
壁掛けテレビ完成
ベニヤ板には余っていた壁紙を両面テープで貼りつけてみました。
完成した様子がこちら。
行き場のなくなっていた無印の「壁につけられる家具」やスピーカーをベニヤ壁に取り付けてみました
テレビをテレビ台に置くよりもスッキリとしました。掃除もとても楽になりました。
ちなみに、後ろの壁に飾っている絵やポスターは、刺し跡が目立ちにくいニンジャピンを使用しています。
ニンジャピンは、通常の画鋲よりピンを刺した穴が小さくなるので賃貸におすすめです。
数カ月後、キッチンカウンターDIYで余った壁紙に張り替えてみました。
ベニヤ板の壁紙を張り替えることで、かなり印象が変わってきます。
安全対策のため、ラブリコのネジ緩みは、週に1回点検しています。
正面からはラブリコを隠していますが、側面からネジ部分を締め直すことができるようになっています。
今回の製作ポイントとしては
重いものを掛けるので土台をしっかり作りました。
・柱をきちんと垂直に立てる+横木を水平に取り付ける
・ラブリコのネジは定期的に締められるように設置する
・耐荷重を確認する(柱1本20kg)
あとは利便性。
・配線がしやすいように(配線の変更もしやすいように)
・ベニヤ板を模様替えできるように
この方法なら壁を傷つけること無く壁掛けテレビを設置できるので、原状回復も問題無しです。
今回は助っ人(父)がいたので、思ったより早く仕上がりました。
テレビを持ち上げたり壁掛け金具を取り付けるのは1人では無理だったので助かりました。
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