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ボルネードのサーキュレーターが観葉植物にピッタリすぎる
植物が成長するのに大切なもの
光・水、そして風
植物にとって風を動かして室内の空気を循環させてあげることは超大切。
適度な風が吹くことで、水分の蒸散が促され土の乾燥も早くなります。
土が乾燥すれば、根腐れのリスクが減るので植物が成長できる環境ができます。
強い風を植物に直接あててしまうと逆にストレスになるので、部屋全体にゆるやかな風の流れを作る必要があります。
室内に空気の流れを作るのに最適なのがサーキュレーター。
植物だけでなく冷暖房器具の効率UPに利用できたり、洗濯物を乾かす助けになったり、生活のあらゆる場面で活躍してくれますが、今回、室内で管理する植物のためにボルネードのサーキュレーターを購入したら、めちゃっめちゃ良かったのでご紹介したいと思います。
ボルネード(VORNADO)ついて
ボルネード(VORNADO)は、アメリカ合衆国カンザス州アンドーバーという都市を拠点とする会社で、1940年代に世界初のサーキュレーターを開発し、現在に至るまでサーキュレーターの開発・製造で第一線を走る老舗です。
社名のボルネード(VORNADO)は、VORTEX(渦)+TORNADO(竜巻)をあわせたもので、社名の通り「竜巻作用」が特徴のサーキュレーターは、観葉植物愛好家の間でも評判の製品です。
ボルネード サーキュレーターの特徴
ボルネードサーキュレーターには、植物を育てるのに適したいくつかの特徴があります。
竜巻状の風をおこすサーキュレーター
ボルネードサーキュレーターは、プロペラ機の技術を応用して開発されたサーキュレーター。
背面から吸い込む力が強く竜巻状の風を起こして、室内の空気を循環させることができます。
ボルネードが生み出す竜巻状の風は、周りの空気を巻き込みながら進み、天井や壁をつたって室内に気流を作ります。そのため室内全体の空気が循環し、常にそよそよと動きます。一方、扇風機の風は近くの空気だけを動かすので、無風の場所ができてしまいます。
VORNADO公式サイト
使ってみるとわかるのですが、他のサーキュレーターと比べると、より自然に近い風を生み出してくれます。
ボルネードのサーキュレーターは首を振らない
ボルネードのサーキュレーターには首振り機能がありません。
空気を循環させるためには、空気を一方向に送風することが大切です。首を振ると近くの空気だけがゆらされ、循環されなくなります。空気循環のために一番効率の良い方法は、ボルネードがこだわる首を振らない今の形です。
VORNADO公式サイト
首振りしていろいろな場所に風を送ったほうがいいんじゃないの?と思いがちですが、空気を大きく循環させたり換気させるには一方向に空気の流れを作ることが大切です。
首を振ってしまうと室内の気流があちこちに動いて逆に空気を停滞させてしまいます。
一方向に風を送ることで、部屋の中を空気が循環してゆるやかな風が生まれます。
首を振らずに空気を循環させてあげることで、観葉植物に心地よい風が吹くというわけです。
ボルネードのサーキュレーターは24時間連続運転可能
ボルネード サーキュレーターはオートオフ機能がついていないので24時間連続運転が可能です。
24時間稼働しっぱなしでも本体が熱くなることもなく安定して動き続けてくれます。
ボルネード サーキュレーターを購入する前、レトロなデザインのサーキュレータを使用していたのですが、ある程度運転させて本体が熱を持つと運転がストップし、時間が経つと再び動き出すという状況でした。
ボルネードのサーキュレーターはラインナップが豊富
ボルネード サーキュレーターは、ラインナップが超充実しています。
ホームページの製品情報を見ても、充実しすぎてどれを選べば良いのか分からないほど。
10畳〜45畳まで様々な広さに対応していてデザインも様々です。
エコなDCモーターモデルもラインナップ。
DCモーターモデル 533DC-JP
豊富なラインナップから悩みに悩んで購入したのがDCモーターモデル 533DC-JP。
クラッシックなモデルVFAN2_JPも捨てがたいところだったのですが、エコで静かなDCモーターモデルを選択しました。
ACモーターモデルと比べるとデザインの選択肢が狭いところが残念ではありますが、省エネ性と風量を細かくコントロールできるところが決め手になりました。
AC(交流)とDC(直流)
今回購入した533DC-JPは、DCモーター搭載モデル。
そもそもACとDCの違いですが、ACは交流、DCは直流の意味。
ACは周期的にプラス、マイナスが入れ替わり電流(電流が流れる向き)が変化しています。
DCは、時間によって電流が変化すること無く電圧が一定のままです。
製品に搭載されているモーターがACモーターかDCモーターかで省エネ性や静音性に違いが生まれます。
従来の扇風機はACモーター搭載のものが主流でしたが、最近は電気店の扇風機売り場に行くとDCモーター搭載製品を多く見かけるようになりました。
ACモーターとDCモーター搭載のサーキュレーターで大きく違うところは風量調整機能ではないでしょうか。
ACモーターは「弱・中・強」などの数段階での調整ですが、DCモーターだと非常に細かく風力の調整が可能で、植物のための最適な風量を作り出すのにぴったりです。
その他にもACモーターに比べて「消費電力が少ない」「運転音が静か」などのメリットがあります。
デメリットはACモーターに比べて価格が高くなってしまうこと。
ちなみに電気代ですが、こちらのサイトにて簡易的に計算してみました。
カタログを参考に、風量が微風だと消費電力は10Wも無いくらいですが10Wで計算してみます。
24時間365日稼働(九州電力)した場合2,020.06円。
年間の電気代は、およそ2,020円程度となりそうです。
以前使用していたレトロなサーキュレーターは30Wの消費電力(電気代年間約6,000円)だったので、年間4,000円ほどの差があり、かなりの省エネ効果です。
533DC-JPのスペック
533DC-JPは、DCモーター搭載モデルの中では最もコンパクトなタイプになります。
対応畳数も〜16畳対応となっています。(ラージタイプの723DC-JPだと〜45畳対応)
特筆すべきは、消費電力。風量弱だと2W、強でも40W。
植物に最適な風量は、風速2.0m/sくらい。
顔に風を感じる程度の心地よい弱風なので消費電力は10Wもないくらいではないかと思います。
消費電力(W) | 強 40~弱 2 |
音(db) | 強 60~弱 32以下 |
風量(m³/分) | 強 10.05~弱 0.68 |
電気代(1時間) | 1.04円〜0.05円 |
風量調整 | 無段階 |
本体寸法(cm) | 幅24.5×奥行17.8×高さ28.7 |
重量(kg) | 1.6 |
適用畳数(畳) | ~16畳 |
一定方向の風と無段階調整が可能な風量
ボルネード サーキュレーターは、一方向にのみ送風し首振り機能がありません。
サーキュレータが生み出す竜巻状の風が周辺の空気を巻き込んで強力な渦を作り広がらずに一方向に壁や天井に届くことで、空気が押し出され壁伝いに循環した空気が気流を作るそうです。
首は上下に90°可動できます。
裏側。この構造が竜巻状の風を起こす秘密。
DCモーター搭載モデルの特徴のひとつ「細かい風量調整」
このツマミを時計回りに回すと少しずつ風量が上がります。
533DC-JPの風量は無段階とあるように、ツマミで細かく風量調整が可能です。
細かい風量調整ができることで、植物に最適な優しいそよ風環境を作ってあげることができます。
サーキュレーターの設置場所
植物に風が直接当たってしまうと、植物にストレスを与えることになります。
サーキュレーターの風は壁や天井にあてて、室内の空気を循環させてあげます。
植物を配置している反対側の壁に風が当たるように配置してみました。
風量も微風なので、ほば無音。稼働していることに気づかないくらいです。
公式によると
・本体は壁から50cm以上離して置く
とありますので、もう少し壁から離しておいたほうが良さそうですね。
また、ボルネードサーキュレーターは背面から吸い込む力が強いので、サーキュレーターの近くが乾燥しやすいそう。
サーキュレーターの近くには、ビカクシダや蘭など乾燥に強い植物を置くと良いようです。
早速ビカクシダ周りを整理して、改めて設置場所を変えようと思います。
ボルネードサーキュレーターは植物にオススメ
植物愛好家の間で評判の高いサーキュレータは、実際にとても良いものでした。
今まで使っていたものと比べても風の質が違うというか、より自然の風に近い気流が生まれるような気がします。
DCモーターモデルだと風量を微調整できるのもポイントが高く、弱よりも弱い風量を設定できます。
さらに音が静かで、省エネといい事ずくめ。
唯一の欠点は価格が少し高いことでしょうか。533DC-JP購入時で17,600円。
しかしながら性能と操作性を考えると納得のお値段です。
ちなみに製品保証は5年ですが、製品登録すると保証期間が10年になるところも高ポイントです。
以前から植物にオススメのサーキュレーターと聞いてはいましたが、
サーキュレーターにしては、お値段が高めで購入を躊躇していました。
以前使用していたものの調子が悪くなったのを機に思い切って買い替えましたが、良い買い物でした。
というか、もっと早くに買っておけばよかった。と思ったくらい。
室内で観葉植物を育てている方には全力でオススメの製品です。
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