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2×4(ツーバイフォー)材などのSPF材について:サイズ早見表付
DIYでよく使用される2×4(ツーバイフォー)などのSPF材ですが、
いつも「あれ?サイズって何ミリだっけ?」となるので、覚書用に規格やサイズ、長さをまとめてみました。
ダウンロード可能な早見表PDFも作りましたので、よろしければご活用ください。
2×4(ツーバイフォー)材って、そもそも何?
ホームセンターなどで手軽に購入できる2×4(ツーバイフォー)材は、賃貸の強い味方「ラブリコ」や「ディアウォール」を利用する際に大活躍する木材です。
ホームセンターで、「2×4 8F」や「1×4−6」や「1×8 12F」などの表記で売られている木材がSPF材です。
SPFとは、
S=Spruce(トウヒ属)
P=Pine(マツ属)
F=Fir(モミ属)
の意味。
それぞれマツ科に属する針葉樹で、軽くて加工しやすく集成材やツーバイ材の材料となります。
主にアメリカやカナダが原産国となります。
建築工法の1つである2×4工法は、アメリカで標準的な木造住宅工法となっています。
この工法に使用されるSPF材は安価で加工がしやすいため、輸入されたものをホームセンターなどで購入することができます。
ちなみにウッドショックによる木材価格高騰により、SPF材の価格も値上がりしていてDIY好きには痛いところです。
SPF材の規格(サイズ)について
SPF材のサイズ表記ですが、2×4や1×4、1×8などの表記が木材の厚みと幅を表します。
この後ろに表記される数字が木材の長さになります。
北米から輸入された木材ですのでインチおよびフィート表記となります。
1インチ=2.54cmで2インチだと5.08cmになります。
しかしながら販売されているSPF材は、2×と表記があっても1.5インチ(3.81cm)ほどしかありません。
これは、乾燥段階で木材が収縮することでサイズが変化するためです。
2×4材は、1.5×3.5インチほどで規格化されています。
長さはフィート表示になります。
1フィート=30.48cm
6ft、10ft、12ftなどのサイズが販売されていますが、長さについてはかなりアバウトです。
まれに、表記より極端に長さが足りていないものもあるので購入の際は注意が必要です。
1バイ材・2バイ材の規格
ホームセンターで販売されているSPF材の規格をまとめてみました。
2バイ材の主な規格です。
1バイ材の主な規格です。
長さの規格です。
SPF材サイズ早見表(ダウンロード可能)
ホームセンターへ出かけた際、いつもサイズがわからなくなるので
自分用に上記の表をA4サイズのPDFにまとめてみました。
こちらからダウンロードできるようにしましたので、ご希望の方はどうぞ。
(右クリックで保存を選択するとPDFが保存できます)
※注意
表示サイズはおおよそのサイズです。
ホームセンターや販売店によっては表示サイズが数ミリ異なることもあります。
また実際のSPF材のサイズもそれぞれ微妙に個体差がある場合があります。
SPF材を利用する際の注意点
SPF材の購入
2×4(ツーバイフォー)などのSPF材は、木造住宅などを建てる際の構造用木材なので、成形された集成材などと比べると汚れや傷、節などがあります。
反りが出ていたり、ヤニが出ていたり、角が欠けていることもあるので、購入の際にしっかりと確認する必要があります。
また、長さについてはかなりアバウトです。
経験上、実際の表記より長い場合がほとんどですが、まれに尺が足りていないものもあります。
極端に短いものは長さを確認しましょう。
むしろ完璧なものを見つけるほうが難しいので、使用する箇所に差し支えのないくらいの程度のものを選ぶと良いです。
屋外での使用は注意が必要
SPF材は軽くて加工がしやすいのでDIY向きですが、反対に柔らかく傷つきやすく耐水性が低い木材です。
柔らく耐水性が低いということは、腐りやすく虫食いの対象となりやすということです。
屋外や水回りでの使用には向いていないので、それらの場所には使用しないほうが無難です。
どうしても使用する場合は、しっかりと防虫・防腐処理を施したり、防腐剤が注入されたSPF材を使用しましょう。
虫食いでシロアリが発生!なんてことになったら目も当てられないので、屋外で使用する木材選びは慎重に。
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