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賃貸キッチンでもOK:ラブリコでキッチンカウンター上に柱と棚を作る
以前、原状回復可能な方法でキッチンカウンターをDIYしたキッチン。
今回はこのカウンター上に仕切りを兼ねた収納棚を作っていきます。
以前のキッチンカウンターDIYはこちら↓
- 賃貸キッチンDIY 前編:キッチンカウンターの土台をつくる
- 賃貸キッチンDIY 中編:サブウェイタイル風シートでキッチンカウンターの壁をアレンジ
- 賃貸キッチンDIY 後編:キッチンカウンターをタイル張りカウンターにDIY
カウンター上にどうやって柱を建てる?
賃貸なので原状回復可能な方法でカウンター上に柱を建てなければなりません。
まずは、どんな感じで柱を建てるかイメージしていきます。
柱に収納用の棚も取り付けたいので、柱の本数は4本にすることに。以下のようなイメージで柱を配置します。
すでに自宅にある2×4材2本を再利用し、新たに2×4材と1×4材を1本ずつ購入することにしました。
基本は2×4材ですが、両サイドの2×4材の間に建てる1本は1×4材にしました。厚みが薄いので2×4材を建てるより見た目がスッキリします。
柱はラブリコアジャスタとラブリコアイアンを使って取り付けていきます。
自宅に使っていないラブリコアジャスタがあるので、2×4材にはこちらを再利用します。1×4用には追加でラブリコアイアンを購入しました。
柱を建てる天井部分は、直接ラブリコで突っ張らずラブリコと天井の間に「当て木」をあてることにします。
木材の準備
天井部分の「当て木」と「柱」になる木材をカットしていきます。
天井部分の当て木と柱を用意
天井部分は事前に下地チェッカーで確認して、下地がある部分にラブリコが当たるように柱設置位置を調整しましたが、どうしても下地が弱い(天井が薄い)ポイントが1箇所ありました。
天井の弱い部分にラブリコを突っ張ると、天井が抜けたり、突っ張る力が弱く柱が倒れたりして大変危険です。
ラブリコは、天井裏に下地(天井を固定する骨組み部分)がある部分やコンクリートの梁部分などに突っ張って使用しましょう。←これ守らないと本当に危険です。
天井が弱い部分にラブリコを設置すると大変危険なので、天井とラブリコの間に板(当て木)を挟んで突っ張る力を分散させます。
こちらの当て木
ラブリコの補助だけではなくフックなどを取り付ける事もできるし、ラブリコのネジ部分を隠せて見た目も良くなるので一石二鳥です。
当て木にする板も自宅に余っていた厚さ20mmの板を再利用します。
こちらをL字カウンターに合わせてカットします。
継ぎ目は片方の板に少し切り目を入れて、もう1本と噛み合う感じにしてみました。
この部分をまとめてラブリコで押さえ込むので、特に接合はしていません。
こちらの当て木に少し手を入れます。
余っていた端材を釘で取り付けて幕板にします。リビング側から見た際、ラブリコのネジ部分の目隠しになります。
柱となる1×4材と2×4材の長さは、「天井までの高さ」から「当て木の厚さ20mm+ラブリコ取り付け分」を引いた長さにカットします。
ラブリコ公式によるカット寸法は
■ラブリコアジャスタ 95mm
■ラブリコアイアン 75mm
ですが、経験上5mmくらい短めにカットしたほうが調整しやすいので
私は、それぞれ90mm(ラブリコアジャスタ)、70mm(ラブリコアイアン)で木材をカットしています。
木材をペンキで塗装
カウンターにあわせて、全ての木材を黒に塗りました。
色は「つやけしアーチブラック」
ラブリコを使って柱を組み立て
材料の準備ができたので柱を組み立てていきます。
当て木を手で抑えつつ柱を固定するのが難しかったのですが、なんとか設置完了しました。
当て木部分にフックやダクトレールを取り付けることで照明を設置することも可能です。
カウンター上に柱が建ちました。
柱だけですが、空間の区切りになっています。
収納棚を取り付け
出来上がった柱の間に板を取り付けて収納棚にします。
こちらも自宅に余っていた端材をカットして使います。
端材なので厚みが微妙に違ったり1枚だけ木目が違う方向になったりしてしまいますが、目につきにくい部分なので良しとします。(ウッドショックで木材が高いので、なるべく端材を活用しています)
ワトコオイルのチェリーで塗装して、ホームセンターで見つけた「ワンバイサポート」という金具で柱に取り付けていきます。
ワンバイ材専用に作られた金具で、薄いのにサポート力がある補助金物でお値段も安めです。
棚板を補助金具で取り付けていきます。
棚板のみだと物が落ちてきそうなので、手前側にカットしたアルミパイプをストッパーとして取り付けてみました。
アルミパイプは、柱にパイプと同じ経の穴を開けてパイプを挟み込んでいるだけです。
これで手前側に物が落ちることを防げます。
カウンターの側面の柱にも棚板を取り付けます。
こちらはアイアンの棚受け金具を使って取り付けました。
上段の棚板には物が落ちないように小口に工作材を取り付け(ボンド+隠し釘)てみました。
こちらには観葉植物を置く予定です。
キッチンカウンター収納棚完成
取り付け完了した収納棚にいろいろ配置してみました。
想定していたより収納力がありました。
真ん中部分には、天井部分からハンギングラダーをぶら下げてみようかと考えているので、あえて棚を取り付けませんでした。
ハンギングラダーを取り付けてからバランスを見て棚を取り付けるか考えたいと思います。
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少し角度は違いますが、キッチンのBefore Afterがこちら
カウンターの拡張から始まったキッチンカスタマイズもこれにて完了。
賃貸なので、もちろん原状回復可能な方法でカスタマイズしました。
「もう少しこうすれば良かったな」
という箇所はいくつかありますが、カウンターも広くなり収納力もUPで概ね満足です。
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