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賃貸キッチンDIY 中編:サブウェイタイル風シートでキッチンカウンターの壁をアレンジ
現状回復可能な賃貸キッチンDIY。
前回はキッチンカウンターの土台を製作しました。
今回は、リビング側から見えるキッチンの壁に、はがせる壁紙やタイルシートを貼ってDIYしていきます。
2022.07.21
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賃貸の壁に輸入壁紙を貼る
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賃貸でも貼れる輸入壁紙とはがせるのりについては、過去の記事で紹介しています。
2020.03.21
賃貸でも諦めない!貼ってはがせる壁紙で簡単にお部屋のイメージチェンジ
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今回使用したのは壁紙屋本舗さんで購入したraschのFactory III。
ドイツの壁紙メーカーraschの壁紙は質が高く価格抑えめ、種類も豊富なのでオススメです。
木目が再現されたこちらの壁紙は、木目に沿って凹凸が付けられていて触るとツルツルではないことが分かります。
木目といえば、以前の住まいで使用したPIET HEIN EEKの「SCRAPWOOD(スクラップウッド)」シリーズが断然カッコよくて、インダストリアル感が大幅にUPするのですが、お値段がお高い(泣)
raschの木目調壁紙、通常の貼り方ですと木目が縦方向になるのですが、横方向に貼って木目が横になるようにしてみました。
壁の下部分はタイルシートを貼るので、カウンターから上部分のみ壁紙を貼りました。
(ちなみに左側の壁には、既にコンクリート柄の壁紙を貼っています)
右側の白い枠部分をマットブラックのマスキングテープでカバーして正解。木目とマッチしていい感じです。
軽量で扱いやすいタイルシート
続いて壁の下部分にタイルシートを貼っていきます。
タイルにもたくさんの種類がありますが、インダストリアルやカフェのイメージといえばサブウェイタイル。
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ニューヨークの地下鉄で使用されたことからサブウェイ(地下鉄)タイルと呼ばれるようになったタイルで海外のキッチンやバスルームの写真でよく見かけます。
原状回復必死の賃貸なので、本物タイルではなくシールで貼り付けるタイプのタイルシートを利用します。
タイルシートは、ホームセンターだけでなく100均などでも様々な種類が販売されています。
100均の商品ならコストを抑えられるのですが、できる限りリアル感が欲しいのでネットやホームセンターで探してみました。
リサーチの末、購入したのは壁紙屋本舗さんの「メトロタイルシート ブラック」。
(結局、壁紙屋本舗さん!)
メトロタイルシート ブラック
12シートセットで税込16,500円。
1シート、99cm×29cmサイズ。厚さ6mmでクッション性があるタイルシートです。
つや消しブラックで、タイルの再現度も高く、ぱっと見リアルなタイルに見えます。
タイル1ブロックやシートバラ売りもあるので、足りない場合や失敗しても1ブロック単位で追加購入可能なのも嬉しい。
溝の部分にミシン目が入っていて、1つ1つのタイルを切り離すことができます。
切り離している時に折り曲げて少しシワが付いてしまったのですが、ドライヤーを当てることでシワは消えました。強くシワを付けてしまうと無理なようですが、軽いシワならドライヤーの温風で問題なく消せるようです。
こちらのタイルシートをカウンター下部分に貼っていきたいと思います。
賃貸の壁を傷つけずにタイルシートを貼る方法
我が家は賃貸なので、壁に直接タイルシートを貼ることはできません。
既存の壁紙を傷めない、原状回復可能な方法でタイルシートを貼っていきます。
まずはタイルシートの並べ方。
こんな感じで横に並べてそのまま貼ってもいいのですが、これだとシートの継ぎ目が目立ってフェイク感が拭えません。
そこで、少し手を加えます。
タイルシート端、「タイル半分」の部分を切り取って・・・
凸凹を互い違いに組み合わせます。
こうすることで、見た目を本物のタイル張りに近づけることができます。
タイルシートを貼り付ける壁は、マスキングテープで保護します。
全面に貼るのは大変なので、タイルサイズに合わせて格子状に細かく貼っていきます。
私は手元にあったグリーンのマスキングテープを使ったのですが、できればタイルと同じ黒のマスキングテープを使用したほうがいいです。
タイルシートの継ぎ目部分に隙間ができて、下地の色が少し見えることがあります。事前に黒のマスキングテープを貼っておけば目立たないので、シートのつなぎ目部分の下地には黒のマスキングテープがオススメです。
タイルシートの高さが数ミリ足りず、壁の一番下に少しだけ隙間ができたので、ここだけ黒のマスキングテープを貼ってごまかしてみました。
タイルシート裏側の剥離紙を剥がしていきますが、全部を剥がさずに「フチ部分+数カ所」にカッターで切れ目を入れて剥がしていきます。(裏面は断熱効果のあるアルミ材になっています)
壁に貼り付ける面積が少ないと、結構壁から浮いてしまうので、細かく切れ目を入れて貼り付けられる部分を多く作ってあげたほうがいいです。
壁のマスキングテープ部分に貼り付けていきます。
壁から落ちることはありませんが、全面貼りではないため、壁に張り付いていない部分が時間とともに少し浮いてきたり端部分が少し浮きあがってきたりしたので、少し固定してあげることに。
気になる部分数カ所にホッチキスを打ち込みました。
ホッチキスは画鋲やニンジャピンより針が細く、穴が殆ど目立ちません。(というか、ほぼ分かりません)
コンパネで新たに作った壁部分(カウンター土台の脚部分)は、マスキングテープで保護する必要が無いので、そのまま全面に貼り付けます。
完成!
いい感じです!パッと見、本物のタイルに見えます。
シートの中身は白いスポンジなので切りっぱなしの端部分が白くて目立ちますが、ここは後ほど黒く塗ることにします。
近くで見ても、クオリティ高くフェイク感は無いのでは?
ちょっとした一手間でタイルシートをバージョンアップ
このままでも十分なのですが、もう少しリアル感を出すために少し手間を加えます。
ダークグレーのペンキと細い筆を使ってタイルシートの目地部分を塗っていきます。
床は、ペンキで汚れないようにマスカーで養生しましょう。
タイルシートをマスキングテープで保護しながら塗ろうと思ったのですが「塗りにくい&めんどくさい」ので、結局フリーハンドで目地を塗りました。
水でペンキを少し伸ばしてから塗ると塗りやすくなるようです。
フリーハンドで震える手で塗った目地がこちら。
近くで見るとガタガタです。(汗
でも、遠目だと意外と気になりません。
リアルタイル感UP。
木目とブラックタイルのバイカラーもいい感じにマッチしてくれました。
これにて壁のカスタマイズは完了。
続いて、カウンターをタイル張りにしていきます。
2022.08.05
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賃貸キッチンカウンターDIY 記事一覧
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