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【在宅ワークスペースDIY 中編】全ネジと集成材で作る収納棚
長引くコロナ禍で急速に導入が進んだリモートワーク。
私も自宅で仕事することが多くなりました。
自宅では自作したダイニングテーブルで仕事をしていましたが、諸々不便が出てきたので、DIYで快適な在宅ワーク環境を整えることにしました。
前回(Vol.1)の電動昇降スタンディングデスク製作の記事はコチラ
2021.08.04
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デスク下のスペースも有効活用
デスク下には、引き出し3段のコンパクトなキャビネットを配置します。
キャビネットはなるべくコンパクトなものを探して楽天で購入しました。
こちらのキャビネット、コンパクトで邪魔にならなくて良いのですが、収納力はあまり高くありません。
コピー用紙やPC周りのアイテムを収納するため、デスク下に収納棚を製作することにします。
「全ネジと集成材」で作る収納棚
3枚の集成材と全ネジ、ナットを組み合わせてシンプルな棚を組み立てていきます。
収納棚の材料
こちらが材料一式。
3枚の集成材(91cm×20cm×厚さ12mm)とカットした全ネジ(M10)とナット各種。
全ネジは長いものを購入しキャビネットの高さに合わせてホームセンターでカットしてもらたのですが、カットすると切り口が潰れてしまいナットが入りづらくなるので注意が必要です。
そんな事知らずにカットしてしまったので、組立時に少し苦労しました。
カットした全ネジと板を止めるナット20個、ワッシャー20個(ホントは24個必要)、棚上部用の袋ナット4個、脚の下部分に利用できそうな高ナット4個。
こちらをデスクの脚にあわせてつや消しの水性スプレーで黒く塗装してみました。
机下で見えないので、あまり意味はないのですがインダストリアル感UP。
棚板の準備
棚板になる板に穴を開けていきます。
板の四隅に穴開け用の印をつけます。
3枚の板全て、ズレなく同じ位置に穴をあける必要があるので、クランプを使ってで3枚の板を固定します。
3枚まとめてドリルで穴を開けていきます。
ポイント1
垂直に穴を開けること。
穴が真っ直ぐに開けられていないと全ネジを通した時に斜めに入ってしまい棚の組み立てがうまくいきません。
ドリルガイドを使うと垂直に穴を開けられますが、手元になかったので木ダボ用のドリルガイドを使用して3枚に一気に穴を開けていきました。
全ネジの直径が10mmなので10mmのドリルを使用しています。
ポイント2
重ねた3枚の板の下にもう1枚不要な板を敷いておきます。
これが無いと3枚目に穴が貫通した際にバリ(木のささくれ)ができてしまうので、バリ防止用の板を一番下にしてドリルで穴開けします。
穴開けが完了したら、サンディング(ヤスリがけ)してから塗装していきます。
デスク天板と同じワトコオイルのチェリーで塗装しました。
こちらはウェット研磨ではなく通常の2度塗り。
ワトコオイルを含んだ布は発火性があるので、塗料を取り分けた容器に入れて水に浸してから処分します。
棚の組み立て
全ネジの塗料と板のオイルが乾いたら、棚を組み立てていきます。
脚(全ネジ)の一番下の部分に高ナットを取付けてナット、ワッシャーの順番で嵌め込んでいきます。
ナットの位置は全て同じ高さに取付けます。
棚板の穴に全ネジを通していきます。
板が水平になっているか確認しながらナットの位置を再調整します。
棚板の位置が決まったら、上部をワッシャー、ナットの順で締め込んでいきます。
ワッシャーがないとナットが板に陥没してしまうので、必ずワッシャーを挟んで締め込みます。
下のナットが回らないようにラジオペンチなどで抑えつつ、上のナットをレンチで締めあげます。
同様に2枚目の板もワッシャーとナットで挟み込んで締めてあげます。
しかし、カットした全ネジだと切り口にバリができたり潰れたりしているのでナットを通すのが大変(汗)カットしていない全ネジを使用するか、どちらか一方の端だけをカットするようにすべきでした。。。
一番上は、袋ナットで締めます。
こちらもワッシャーをかませてから締め込んだほうが良いのですが、ワッシャーが足りませんでした(分量間違えました)。。。
一番上なので、まぁなくても良いかということで、完成!
シンプルでいい感じです。グラつきもなくしっかりしています。
デスク下にピッタリサイズ。
雑多になりがちなコンセントを収めたケーブルボックスや、外付けHDD、コピー用紙などを収納しています。
収納棚製作にかかった費用
以下が収納棚製作にかかった費用です。
ナット類が大量に必要なので思ったよりコストがかかりましたが、板のみで組み立てるよりシンプルで男前な棚になったので良しとします。
全ネジと集成材で作る収納棚製作にかかった費用
棚板用の板: ¥1,480
全ネジ(カット代含): ¥1,340程度
ナット類: ¥1,059
スプレー/ワトコオイル/サンドペーパー: 自前
続いてデスク横の本棚を制作していきます。
2021.08.11
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