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【賃貸OK】LABURICO(ラブリコ)ナゲシレールブラケットを使ってテレビを壁掛けにする方法
こんにちは!
今回は、賃貸でも石膏ボードの壁を大きく傷つけずにテレビを壁掛けできる方法をご紹介します。
使用したのは、DIY界で大人気の「LABRICO(ラブリコ)」シリーズから出ている【ナゲシレールブラケット】。
テレビの壁掛けは「一気に部屋がスッキリ見える」「テレビが見やすくなる」などメリットたくさんですが、賃貸ではネジなどで壁に穴を開けられないのがネック。
でもこの方法なら、壁を傷つけずにしっかり固定&おしゃれにテレビを設置できますよ!
壁を傷つけず、突っ張り式のラブリコアジャスタを使った壁掛テレビは以下の記事をご覧ください。
今回使ったアイテム一覧
- LABRICO(ラブリコ)ナゲシレール ブラケット 1個
- 1×4材 長さ20センチ(自宅にあった端材を利用)
- テレビ用壁掛け金具(14‐27インチ用)
- テレビ本体(24インチ)
- 水平器(スマホアプリでもOK)
- ネジ(壁掛金具に付属のネジが長すぎたので、自宅にあるものを利用)
- マスキングテープ
- プラスドライバー
なるべく安価で取り付けるために、木材は端材を利用しました。
かかった費用は、ナゲシレールブラケット(682円)と壁掛け金具(1598円)で、2,280円です。
ナゲシレールブラケットって何?
今回使用するのは、みんな大好き平安伸銅工業のLABRICO(ラブリコ)シリーズの「ナゲシレールブラケット」というパーツです。
このパーツを使って、1×4(ワンバイフォー材)などの木材を石膏ボードの壁に取り付けると、長押(なげし)のようになり、物をかけたり、ディスプレイしたりすることが可能になります。


このパッケージの中に、ブラケット2個と、ブラケットを壁に取り付けるための専用ピンとネジが入っています。

このパーツを使って1×4材(ワンバイフォー材)を取り付けるわけですが、板は厚さ15〜19mmまでの木材であれば、1×4材でなくてもOKです。
1セットの耐荷重は10Kg、板の長さ91cmまでなので、ある程度の重さがあるものをディスプレイする場合や、板の長さが91cmを超える場合は、2セット以上が必要になります。
今回取り付ける、テレビ、取付金具、板をあわせても5キロ以下なので、ナゲシレールブラケット1個(2セット)でまかなえます。
テレビを取り付けるためのモニターアーム
ナゲシレールブラケットを使って板を壁に取り付けたら、テレビを固定するために「モニターアーム(壁掛け金具)」が必要です。
今回は、アマゾンで14-27インチ用のアームを購入しました。


耐荷重は18キロなので問題なし、角度は上下20度、左右180度の調整が可能ですが、今回は取り付け後にモニターを動かすことはないので、必要最低限の機能です。

中身はパーツ2個とネジ関係、これに英語の説明書といったものです。
ナゲシレールブラケットを使ったテレビ壁掛けDIYの手順
材料が揃ったところで、取り付け開始です。
ちなみにナゲシレールブラケットを取り付けられるのは、石膏ボードの壁です。
壁の裏に柱などがあるとピンが刺さらないので、柱を避けてパーツを設置しましょう。
板にモニターアームを取り付ける
購入したモニターアームを付属のネジを使って、板に取り付けていきます。
が!
板が薄くて、付属のネジだと裏側にネジが突き抜けることが判明。
板の裏にブラケットを取り付けることで、ブラケット分の隙間ができるので多少ネジの先端が飛び出すのは問題ないのですが、ブラケットの厚さ以上にネジが飛び出るのはNGです。

ということで、急遽、手持ちのネジから適当なものを探して代用しました。
若干、板の裏からネジが突き抜けてしまいましたが、表からは見えないし、許容範囲です。
ブラケットの取り付け位置を決める
続いて、板を取り付ける壁の場所を決めていきます。(すみません、作業に夢中で写真ありません)
テレビを取り付けたときに、どの位置に板を取り付ければいいかをよく見極めて、板の長さと同じ長さのマスキングテープを壁に貼り付けます。
その際、水平器を使って、マスキングテープが水平になるようにします。
私は、何かと便利なので水平器を持っていますが、無料のスマホアプリもありますので、お持ちでない方は探してみて下さい。

壁側のパーツを取り付ける
ナゲシレールブラケットの壁側のパーツを付属のピンで壁に取り付けます。
取り付け位置は2箇所、マスキングテープの両端から5センチずつ内側の位置です。(今回は板が短いので4センチくらいの位置にしました)

目印となるマスキングテープの上辺にそろえて、パーツの穴にピンを差し込んでいきます。
ピンは硬貨(コイン)で押してあげると、簡単に差し込むことができます。
このピンが細く、壁に開けた穴が分かりにくいので、賃貸にもおすすめというわけです。
今まで、この手のピンで止めるパーツを使用してきましたが、穴はかなり小さいので目立ちにくく、クロスの穴埋め剤を塗ると、ピンが刺さっていた位置が全くわからなくなります。
木材側のパーツをセット
壁に取り付けたパーツに、木材側のパーツを取り付けます。

壁に取り付けた2つのパーツに、上からスライドしてパーツをはめ込みます。

木材側パーツをはめ込んだら、表面についている両面テープの剥離紙を剥がします。
木材をゆっくりとパーツに押し付けてて、板に両面テープ部分を貼り付けます。
板をゆっくり上へスライドして、パーツごと取り外します。
すると、こんな感じで板の裏側にパーツがくっついてきます。

付属のネジで板にパーツを取り付けます。

モニターアームにテレビを取り付け
モニターアームとブラケットを取り付けた板を、壁に取り付けます。

上からスライドしてブラケットをはめ込みます。
続いて、スタンドを取り外したテレビを裏返して、上下を間違えないように残りのモニターアームパーツをネジ止めします。

パーツを取り付けたテレビを持ち上げて、壁に取り付けたアームパーツに上から差し込んで、ネジを軽く締めます。
テレビの角度を調整して位置を決めたら、ネジをきつく締めて固定します。

以上で、取り付け完了!

壁掛けにすることで、テレビ台が不要に!
床面が広がってお部屋もグッと広く感じられます。
我が家では、ナゲシレールブラケットを使って眺めの板を玄関の壁に取り付けて、コートやバッグを掛けられるようにしたり、リビングでホームシアター用のスクリーンをかけたりと大活躍です。
ナゲシレールブラケットは、縦並びに取り付けて板を縦に配置することも可能なので、使い方は無限大です。
「賃貸だから無理かも…」と思っていたテレビの壁掛けも、ラブリコを使えば、原状回復可能に・そしてオシャレに実現できます。
テレビの設置場所が自由になることで、部屋の模様替えの幅もグッと広がりますよ!
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