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植物育成ライト付き ビカクシダ・蘭の棚をDIY
屋外管理している植物を家の中に移動させるために、専用の棚をDIYしてみました。
もちろん壁や天井を傷つけない、原状回復可能な方法です。
屋外管理の植物たち
我が家の観葉植物たちの一部は、春から秋にかけてベランダでの屋外管理にしています。
鉢物はもちろんのこと、板付した「ビカクシダ」や「蘭」をハンギングして育てています。
こんな感じで遮光して物干し竿に引っ掛けた状態で育てています。
コロナによる長引く巣ごもり状態のせいで、この1年のうちにどんどん増えていきました。
最低気温が15度くらいになってきたら室内に取り込むほうが良いとのことで、室内に取り込むことにしたのですが、、、
場所がない!!
鉢物ならまだなんとかなるのですが、室内にハンギングする場所がないのです。
急遽、ハンギング用の場所を作ることに決定。
「ビカクシダ」や「蘭」をハンギングする植物用の棚をDIYしました。
設置場所と棚の設計
棚の設置場所ですが、テレビ横のこちらの壁にすることにしました。
テレビ横の壁なので生活動線の邪魔にならなくて良いのですが、少し暗く光が足りないので、その対策も施していきます。
ちなみこのままだと既存の壁を汚してしまう可能性もあるので、壁紙も貼ることにします。
設置場所が決まったので、早速寸法を測って設計をしていきます。
設置場所が高さ240cm横幅82cm。
両サイドにラブリコを使って2×4材を2本立て、柱の間に丸棒を取りつけて100均のワイヤーネットを設置します。
天井部分には照明器具を取りつけられるように板を挟みます。
植物棚製作のための材料
まずはホームセンターで木材を調達してきました。
それぞれ購入時にカットしてもらいました。
■2×4材 2本
天井高からアジャスター取付け分(75mm)+挟む板の厚さ(15mm)を引いた長さにカット
■パイン集成材 1枚
15cm幅、厚み15mmのパイン集成材を設置幅の82cmにカット
■丸棒 3本
67cmにカット
■ラブリコアイアン 2個
アジャストのナット部分にドライバーの軸等を差し込んで回して固定するタイプです。
■100均 ワイヤーネット 3枚
こちらは、自宅に余っていたワイヤーネット。
こちらは確かダイソーで1枚220円で購入した気がしますが、随分前なのであやふやです。
サイズは40×62cm、色はマットブラック。
■エルパ(ELPA)ライティングバー(コンセント型/50cm)
育成ライト用のライティングバーです。
本体の長さは50cmでコンセントにプラグを差し込んで使用するタイプです。
コードの長さは3m。amazonにて価格は2,527円。
コードの途中にスイッチがついていないタイプので、コンセントを抜き差しをしないと電源が切れません。
電源のON/OFFはスマートプラグで制御するのでスイッチの無いシンプルなタイプにしました。
スマートプラグやコンセントタイマーなどを利用しない場合は、コード部分にスイッチがついているものを使用したほうが良いです。
■ライティングバー用スポットライト E26口金 2個セット
ライティングバーに取付けて植物育成ライトを設置します。
amazonにて2個セットで購入。
■HaruDesign 植物育成LEDライト 2個
光が足りないので植物育成ライトで光を補ってあげます。
植物育成ライトとは、太陽光に近い演色性(Ra)の光を出せるライトで
日当たりの悪い場所でもライトで光を補うことで植物を育てることができます。
お値段が1つ6,000円超えなのが痛いところ。
■Meross WiFiスマートプラグ 2個入
植物育成ライトをタイマーでON/OFFできるようにスマートプラグを利用します。
こちらは2個セットで購入。
以上の材料を使って植物ハンギング用の棚を作っていきます。
既存の壁を保護
棚に植物をかけたま霧吹きすることもあるので、壁にミストがかかっても大丈夫なように「はがせる輸入壁紙」を壁一面に貼ることにしました。
使用したのはrashの木目調壁紙。
いつものように壁紙屋本舗・カベガミヤホンポさんで購入しました。
賃貸の壁にも安心の「はがせる糊」で貼っているので、原状回復も問題なしです。
賃貸でも貼れる輸入壁紙については、こちらの記事にまとめています。
2020.03.21
賃貸でも諦めない!貼ってはがせる壁紙で簡単にお部屋のイメージチェンジ
原状回復が必須の賃貸でも貼ってはがせる壁紙なら簡単にイメージチェンジが可能です。...
壁紙を貼ったビフォアアフターがこちら。
壁が保護できたので、続いて棚を作っていきます。
木材の加工
自宅にあるBRIWAXで購入した木材たちを塗装していきます。
色はジャコビーンです。
2×4材、丸棒、天井部分に挟む板全てに塗装します。
続いて、2×4材にホールソーを使って穴を開けます。
この穴ですが、図のように丸棒の両端を2×4材に開けた穴にはめ込んで両側から2×4材で挟んで固定させるためのものです。
丸棒の設置間隔は配置するワイヤーネットの高さより少し狭い間隔にします。
丸棒の経15mmに合わせて15mmのホールソ−を使用しました。
丸棒の長さが670mmなので、穴の深さが15mmになるようにします。
穴の深さを15mmにすることで、両側の2×4材で挟んだ時の間が640mmとなります。
2×4材の対になる箇所に3箇所ずつ、計6箇所に穴を開けました。
木材の準備ができたので組み立てていきます。
ラブリコを使って棚を組み立て
2×4材にラブリコをビスで取りつけます。こちらは天井部分。
床に設置する底部分には付属のパッドを貼り付けます。
長さ82cmの集成材を天井に当てた状態で、ラブリコを取りつけた2×4材を立て、集成材を天井と2×4材で挟みます。
まずは壁の角部分に1本だけ2×4材を立てて天井に挟んだ板が落ちない程度にナット部分を閉めます。
続いて2×4材の穴部分に丸棒を差し込んで、もう1本の2×4材で挟み込んでいきます。
(ひとりで作業しているので写真がありません。。。)
向かって左側の2×4材に取りつけたラブリコも軽く固定します。
左右のラブリコのナットを交互に締めてしっかりと固定します。
途中、差し込んだ丸棒が落下したりしながらも、なんとか無事に設置できました。
丸棒にワイヤーネットを取りつけます。
結束バンドで丸棒に直接くくりつけても良いのですが、ワイヤーネットの取り外しが簡単にできるように少し工夫をしてみました。
使用したのはこちら
ダイソーワイヤーネット専用フック
ワイヤーネットにつけて物を引っ掛けるフックです。
こちらをスプレーで黒に塗って、上下逆にして結束バンドでワイヤーネットに固定しました。
フックの丸くなった部分を丸棒に引っ掛けます。
ワイヤーネット3枚を丸棒に引っ掛けました。
ワイヤーネット上部のみが引っかかった状態だと、斜めになってネットの下部分が壁につくので、ワイヤーネット同士が重なり合う間隔で丸棒を挟み込んでいます。
一番下のネットはネットの下部分が壁についてしまうので、2×4材にビスを打って引っかかりを作りました。
植物用育成ライトの取りつけ
天井部分に挟んだ集成板に植物用育成ライトを取りつけていきます。
ライティングバーを天井の集成材にビス止めします。
この時に使用するビスは、集成材の厚さ15mm以下の小さいものを選びます。
長いネジだと集成材を超えて天井に穴が空いてしまうので要注意です。
ライトの光が当たりやすいように、なるべく板の手前に取りつけました。
電源コードは2×4材に這わせて絶縁ステップルで固定します。
ライティングバー用スポットライトを取りつけていきます。
ライティングバーのコンセントは抜いた状態(電源を切った状態)で取りつけます。
本体横、矢印付きのバネになった部分を矢印方向に引っ張ったまま
ライティングバーの溝に差し込んでくるっと回して取りつけます。
スポットライト器具にLED電球を取りつけます。
HaruDesignの植物育成ライトですが、結構大きめです。
全長が14.5cm、ライトの丸い部分の直径が10cmほどあります。
スポットライト器具にLED電球を回し入れ、コードをコンセントに差し込んで照明ON。
光の色は白っぽい色です。
ライト周りの黒いリング部分を回すことで照射角度を16度〜65度まで調整できます。
電源ON/OFFはスマートプラグで自動化
電源のON/OFFについては、コンセント部分にスマートプラグを取りつけて、スマホで電源を操作できるようにします。
こちらを壁のコンセントに取りつけてライティングレールの電源コードを差し込みます。
スマートプラグは、Wifiでつなぐことで、スマホにインストールしたアプリで操作可能です。
タイマー機能もあるので、時間指定してのON/OFF、日の出・日の入り時間に合わせた電源ON/OFFも可能です。
日の出・日の入り時間に合わせると照射時間が少し短い気がするので、タイマーで朝6時から夜7時まで照射するように設定しました。
こちらのアイテムについての詳細は、別投稿にて改めてまとめる予定です。
植物をハンギングして完成
出来上がった棚に植物をレイアウトしていきます。
100均のS字フックや鉢をハンギングするアイテムを使って植物をハンギングしていきます。
実用性はもちろんのこと、ちょっとしたディスプレイのようになってイイ感じです。
高さがあるので、下の方まで光が十分に届いていない気がするのでライトは増設してあげたほうが良さそうです。
水やりは、植物を棚から外して洗面所まで持っていって行いますが、霧吹きでの葉水はハンギングしたままで行うので壁紙を貼ったのは大正解でした。
とりあえずは、完成ということで、これで寒い冬の植物管理は大丈夫かな?
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