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カーテンボックスDIY│原状回復OK・賃貸OK
カーテンボックスをDIYしたので記事にまとめておこうと思います。
賃貸だとはじめから窓枠上に取り付けられていることが多いカーテンレール。
このカーテンレール、意外と目立つんですよね。
今回は、このカーテンレールを簡単に隠せるDIYをご紹介。
もちろん賃貸ですから、原状回復可能な方法でカーテンレールを隠しちゃいます。
カーテンレールの存在感
以前の賃貸は、カーテンレールが天上付けされレールが見えないようになっていました。
天井付けだと、カーテンレールの存在も隠れてとてもスッキリ、スマート。
現在の住まいはサッシ窓の上にカーテンレールが正面付けされています。
賃貸住宅の窓に多いタイプですね。
こんな感じで、カーテンを閉めている時はまだいいのですが
カーテンを開けると、なかなかの存在感です。
入居当初、カーテン+レースカーテンを付けていたのですが、現在はニトリのロールスクリーンをカーテンレールに取り付けています。
カーテンレールむき出しになって、よりカーテンレールの存在感が増してしまいました。
レールだけじゃなくて、ロールスクリーンの存在感もなかなかです。
この見た目、どうにも我慢ならなくなってきたので
カーテンボックスを取りつけてカーテンレールを隠すことにしました。
ちなみに窓にはハーモニカーボと工作材で作った内窓を取りつけています。
こちらは、改めて別投稿する予定。
カーテンボックスの材料
製作材料ですが、プラダンなどを活用する方法も考えられます。
我が家の窓には割と長い寸法が必要なので、プラダンだとたわみや強度が心配。
強度を出すために木材を使用することにします。
メイン材料は安価な野地板
木材はコストを抑えるため、以前鉢カーバーDIYの際に活用した野地板を使います。
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野地板(のじいた)は、屋根の下地に利用される木材です。
見えない部分に使われる木材なので、表面ザラザラでササクレやバリ、汚れがあったりしますが、
とにかく安いのでアイデア次第で大活躍してくれる木材です。
野地板は、厚さ9mm×幅90mmのものをホームセンターで調達しました。
170cm幅と270cm幅の窓に取り付けるため、
長さ2000mmを3枚と100mmを1枚で1,000円以下です。
安い!
バリやササクレが多いので、そのまま木目を生かしたカーテンボックスとして利用する場合は
入念なヤスリがけがマストです。
野地板は見えない部分(下地)に使う木材なので、節目なども多く木目が美しいとは言い難い木材です。
個人的には、広範囲の目に付きやすい部分にそのまま使うのは好きではないので
今回は野地板を壁紙で覆って使用することにします。
鉢カバーを製作した時のように無骨なイメージを狙うならいいと思うんですけどね。
カーテンボックスなどの目に付きやすい部分だとちょっと。(あくまで個人の感想です)
その他の材料
野地板の他に必要な材料は、自宅にあるものを使用します。
- 木ねじ(ビス)
- ボンド
- 両面テープ
- 壁紙
木材のカット
カーテンレールの長さを測って、木材の寸法を出します。
と、その前に
カーテンボックスの幅をなるべくをロールカーテンの幅に合わせたいので、カーテンレールの飛び出た両端を短くしました。
カーテンレールは伸縮性なので、レール途中にある留め具(ブラケット)のネジを緩めると短くすることができます。
レールの長さがいいかんじになったら、留め具(ブラケット)を締め直します。
短くなりました。
カーテンレールの長さを図ります。
だいたい182cmなので余裕を見て3cmほどプラス。長さ185cmに野地板をカットします。
野地板はL字に組む2枚が同じ長さになるように、2枚重ねて同時にカットしました。
電動丸ノコでカットしましたが、板の厚さが9mmなので手ノコでも楽にカットできます。
木材を少しずらしてL字に組む
カーテンレールに乗っかる板の側面にボンドを塗って
正面にくる板を細いビスで接合します。
板がL字になるように組みますが、少しずらして取りつけています。
こんな感じで板1枚を当ててガイドにしました。
正面に来る板を少し飛び出させることで、カーテンボックスの上に小物を乗せた際に落下を防ぐことができます。
板を繋ぐのに使用したのは2×19の木ねじです。
板1枚分、約1cm飛び出した状態です。
ちょっとした小物を載せた際の落下防止ストッパーの約目です。
ちなみに飛び出し部分が高くなると、乗せた小物が見えなくなる可能性があるので
1cm以下が良いと思います。
両サイドにもカットした板をボンド+ビスで固定します。
この状態で一度、カーテンレールの上に乗せてサイズを確認します。
うん、いい感じ。
木肌を活かしたい場合、この状態にワックスやオイルを塗ればOKです。
組み上がったカーテンボックスに壁紙を貼る
組み上がった木枠に壁紙を貼っていきます。
壁紙は壁紙屋本舗さんで購入したraschの木目調壁紙。
リビングの壁に貼った余りを活用します。
木目が横向きになるようにして両面テープで木枠に貼っていきます。
細かい部分はカッターで切り目を入れながら少しずつ丁寧に貼っていきます。
木枠全体に貼り終わりました。見えない部分は貼っていません。
この作業が地味に一番時間がかかりました。
カーテンレールにカーテンボックスを取りつける
出来上がったカーテンボックスを原状回復可能な方法でカーテンレールに取りつけていきます。
カーテンレールの天上取り付け用ビス穴を利用してカーテンボックスを固定します。
カーテンボックスをレールの上に置いて奥のレールのビス穴にビスを締め込みます。
板が9mmと薄いのでビスは短めのものを使用しました。
見えにくいですが、レールの穴にビス止めした状態。
ビス止め箇所ですが両サイドと真ん中あたりの3箇所をビスで固定しました。
正面からのビフォアアフター。
ついでにケーブルモールなども取り外したのでスッキリしました。
なによりレールだけでなくロールカーテンの巻き上げ部分?も隠れて
モッサリ感がなくなりました。
こちらは窓の幅が3m近くあるカーテンレール。
長いボックスと短いボックスを作り設置しました。
2つのボックスはサイドの板を片側にだけ取りつけています。
つなぎ目は特に何もせず、カーテンレールにビスで止めるだけで違和感なく収まりました。
以上、賃貸でも出来るカーテンレールボックスDIYでした。
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