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DRAW A LINEを使って観葉植物を縦にレイアウト

Item / Interior

一度嵌ると、どんどん増える観葉植物。
狭い賃貸住宅では、鉢の置き場所を確保するのにも一苦労です。
リビングの壁に棚を作って屋外管理の植物を移動しましたが
実は、反対側の壁にも植物の居場所を作っています。

横がダメなら縦にレイアウトする

増えた鉢を室内に並べていくと、居住面積がどんどん圧迫されていきます。
そして掃除も大変。
横に並べられないなら縦に並べればいいということで
賃貸の壁、床、天井を傷つけること無く、グリーンを縦方向にレイアウトするアイテムとしては、今のところ突っ張りポールがベストではないかと思われます。

購入予定のアイテムは DRAW A LINE でほぼ確定なのですが
他にも観葉植物を縦にレイアウトできるアイテムを色々探してみました。

Botany(ボタニー)ハンギングポール

リッチェルから販売されている植物ハンギング用ポール「ボタニー ハンギングポール」

リッチェルは、陶器のようなプラスチック鉢「ボタニー」シリーズを販売している会社です。

「ボタニー」シリーズといえば、見た目が陶器のようですが、プラスチックに自然素材を混ぜ合わせているため陶器より軽く、デザインも豊富でインテリアとしても取り入れやすい鉢が有名。

このボタニーシリーズから出ているのが、省スペースで吊り鉢を飾れる「ボタニー ハンギングポール」

出典:リッチェル公式サイト

「ポール」「プレート」「フック」の商品構成で、設置場所に合わせてパーツを組み合わせることができます。

商品イメージ商品名価格
ボタニー ハンギングポールボタニー ハンギングポール
φ8.1×200~280H(cm)
[耐荷重]15kg
5,500円(税込)
ボタニー ハンギングポール用フックボタニー ハンギングポール用フック
19.9×25.5×6.2H(cm)
[耐荷重]3kg
660円(税込)
ボタニー ハンギングポール用プレートボタニー ハンギングポール用プレート
4×18×8.2H(cm)
[耐荷重]3kg
1,760円(税込)
(公式サイトより 2022/11時点)

プレートは、ボタニーシリーズの鉢と同様、陶器のような見た目で高級感があり、ポール本体やフックの部分もスチール製(ポールへ固定する部分は樹脂製)なので、チープさはありません。
amazonだと、ポール+フックとプレートを2個ずつ購入しても税込み9,135円(2022/11/16現在)
植物をレイアウトするために作られた商品なのでグリーンをディスプレイするには最適。
クオリティを考えるとコストパフォーマンスも高い商品だと思います。

突っ張り棚 縦型 5点セット(楽天)

楽天で見つけたこちらの商品「突っ張り棚 縦型 5点セット
突っ張り棒にトレイ2個、ロングフック1個、小型フック1個がセットになって価格も8,000円程度。
ポールやフレームはスチール製。
トレイ・フックの耐荷重は1つあたり1.5キロなので小さめの鉢をディスプレイするのに良いのではないでしょうか。

ちなみにトレイが5枚ついた「突っ張り棚 縦型 6点セット」もあります。

スタイル伸縮ポールラック(アイリスオーヤマ)

価格重視ならアイリスオーヤマの「スタイル伸縮ポールラック」も活用できそうです。
どちらかというとコートや小物を収納することを考えて作られているようですが、
写真のように小さめの軽い鉢をディスプレイするならアリかなといったところです。

スタイル伸縮ポールラック
高さ:200-280cm
耐荷重(参考値):トレイ約1kg、ハンガー(大)約2kg、ハンガー(小)約2kg
価格:3,670円(税込)

その他にもプラスチック製の突っ張り棒製品などもありますが、
耐荷重の面とインテリア性の高さを重視するとスチール製のものにはかないません。

インテリアとして最高なのはDRAW A LINE

リッチェルの「ボタニー ハンギングポール」と迷ったのですが、
今回は平安伸銅工業の「DRAW A LINE」を購入することにしました。

「平安伸銅工業」といえば、ラブリコや突っ張り棒など賃貸DIYに欠かせない商品を開発・販売している企業です。
その「平安伸銅工業」とクリエイティブユニット「TENT」のコラボによって生み出されたブランドが
DRAW A LINE(ドローアライン)です。

「DRAW A LINE」は、突っ張り棒のトップメーカーである平安伸銅工業と、クリエイ ティブユニット「TENT」とのコラボレーションブランドです。
これまでは単に便利グッズとして扱われがちだった突っ張り棒を、暮らしを豊かにする「一本の線」として再定義し、そこからはじまる新しいライフスタイルを提案します。

https://www.heianshindo.co.jp/draw-a-line/about/

コンセプトにあるように「DRAW A LINE」は、突っ張り棒というよりインテリアといった方がしっくりくる製品です。

公式サイトより

写真からも伝わる質感。
マットブラックに塗装されたポールは、粉体塗装(パウダーコーティング)されておりザラッとした質感。
締め付けて固定するネジ部分は真鍮製。手触りもよく味わい深いパーツになっています。
真鍮のネジ部分だけで、インダストリアルインテリア好きには堪りません。

DRAW A LINE/選べるパーツは20種類

DRAW A LINEは、20種類もの細かいパーツに分かれており
それらを組み合わせることで、様々な設置場所に合ったインテリアをカスタマイズすることが可能です。

公式サイトより

トレイやフックだけでなく、ランプシェードなどの照明パーツもあるので
ソファ横やデスク横に設置しておしゃれな読書灯なんて使い方も可能です。

公式サイトより

ポールに照明用ユニットとトレイを追加したパターンです。

DRAW A LINEセットを購入してみました

植物レイアウト用にポールと取付用アイテム4つがセットになった「DRAW A LINE モリモリツリーセット」を購入しました。
私が購入した時(2022/1)は21,780円でした。

uminecco(ウミネッコ)
¥23,760 (2022/11/18 17:20時点 | 楽天市場調べ)

こちらが到着したセット。
早速、箱から出してみます。

ポール、トレイ、テーブル、フック、長めのフックがセットになったものです。
ポールやトレイのスチール素材がカッコいい。真鍮のネジも高級感がります。
各アイテムの詳細は以下のようになっています。

Tension Rod C Black
200cm〜275cmの間で長さ調節可能
重さ:約1.1kg
耐荷重:10kg
このポールにトレイやフックを取り付け、床と天井の間に突っ張ります。
カラーは黒・白の2色展開。
縦方向に取り付けるロッドは長さ115〜190cmの短いバージョンもあり。
また、横方向に取り付けるロッド(75〜115cm)も販売されています。

Tray Black 縦取付
テンションロッドと組み合わせるトレイ。ロッドと同じマットブラックに塗装され、真鍮のネジが付いています。
こちらは、トレイの深さが5cmあるので、物が落ちる心配がありません。
カラーは黒・白の2色展開。
重さ:約0.9kg
耐荷重:2kg

Table A Black 縦取付
テンションロッドと組み合わせる天然木のテーブル。
トレイと違って深さはないので安定するものを載せます。
カラーは黒・白の2色展開。
重さ:約0.6kg
耐荷重:1kg

Hook B Black 縦取付
テンションロッドと組み合わせるフック。
長さがあるので、ハンギングの鉢を掛けるのに最適です。
カラーは黒・白の2色展開。
耐荷重:2kg

Hook B Black 縦取付
テンションロッドと組み合わせるフック。
ハンギングの鉢を掛けることもできますが、フックの長さがなく掛けた鉢が斜めになるので、見た目が気になる方は、何か別の用途に使用したほうが良いかと。
我が家では、植物育成ライトを引っ掛けていました。
カラーは黒・白の2色展開。
耐荷重:2kg

DRAW A LINE の取りつけ

取りつけ方はテンションロッドを突っ張るだけなので簡単。
リビングの壁、わずかなスペースにロッドを設置します。

ロッドは分解されているので、繋いで真鍮ネジを締め込んで仮止めします。
繋いだロッドを床と天井に突っ張りますが、テンションロッドを突っ張った後に、
オプションパーツを取り付けることができません。
突っ張る前にテンションロッドにトレイやフックなどを通しておく必要があります。

トレイなどのオプションをロッドに通しておき、天井に梁がある場所にロッドを垂直に設置します。
仮止めした真鍮ネジを少し緩め、ロッドを天地いっぱいに伸ばします。
長さが決まったら真鍮ネジを締め込んでロッドの長さを固定します。
ロッド下のグリップを「LOCK」方向に回すことでロッドが伸びて圧着されます。

このとき、ロッドが垂直になるように水平器を使って調整をしながらグリップを回します。
グリップが回らなくなったら固定OK。

トレイやフックの位置を決めて真鍮ネジを締め込んで、鉢をレイアウトします。

テーブルにも小さめの鉢を。

こんな感じで配置してみました。
大きめの鉢は重量を軽くするために、軽い土を利用しました。

その後、トレイを追加したり、植物を入れ替えたりしながら
いろんなレイアウトを楽しんでいます。

DRAW A LINEは、ただの突っ張り棒ではない

実際にDRAW A LINEを設置してみて思ったのは「これは突っ張り棒じゃない」ということ。
原理はもちろん突っ張り棒ですが、チープさは皆無。むしろ空間の高級感が増します。
シンプルな形状ながら存在感は質の良いインテリア。

鉢やハンギングカバーを黒にするとグッと締まってカッコよさマシマシ。

ネジを締め込んだ部分は、こんな感じでロッドに傷が付きますが
このロッドの質感なら、これも味になるので良し。
時間とともに真鍮のネジ部分も変色してくるので、
傷だらけのロッドと相まって雰囲気が出てくると思います。

価格はネックですが、現在のところDRAW A LINEに匹敵するアイテムがないので、
この質感と存在感なら仕方ないかなと思います。

今回購入したブラックはインダストリアルな雰囲気が好きな方にはピッタリですが、
ホワイトもナチュラルな雰囲気で、どんな部屋にもマッチします。
今回のように植物をレイアウトするだけでなく、生活の色々なシーンで使用できるのも魅力的です。

S.J.

S.J.

1人と1匹で気ままな賃貸暮し。 素人ですが賃貸でもできるDIYに挑戦中。 とにかく1人で行動するのが大好きなおばさんによるBLOGです。

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