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賃貸キッチンDIY 後編:キッチンカウンターをタイル張りカウンターにDIY
キッチンDIYも3回目。もう少しで完成です。
vol.1で製作したカウンター土台にタイルを貼っていきます。
2022.07.21
賃貸キッチンDIY 前編:キッチンカウンターの土台をつくる
賃貸キッチンを原状回復可能なカタチでDIY。サブウェイタイルの壁とタイル張りカウンターにすべく、まずは土台を作っていきます。...
タイル貼りに必要な材料と道具
カウンター用のタイルですが、黒い小さめのタイルを探してタイルオンライン(楽天)さんにて25角のモザイクタイルシートを購入しました。
タイルオンラインさんは、サイズ・色ともに種類が豊富なので目的にあったタイルを探すことができます。
1シートに22.5mm×22.5mmの正方形のタイルが144個並んでいて、価格は560円。タイルの厚みは6mm。
薄い紙状のシートに144個のタイルが並んでいて、シートが付いたままタイルを貼ることでタイル1つ1つを並べる手間が省けます。
もちろんシートから剥がせば、1つ1つタイルを貼ることもできます。
タイルを貼り付けるための接着剤とタイルの目地を埋める目地材もタイルオンラインさんでまとめて購入しました。
タイル用接着剤ネオピタ・マンテンを1つ。
こちらはタイル4シートを貼るのに半分も使用しませんでした。
タイルの目地を埋める目地材は黒いタイルにマッチするようにグレーの目地材を1袋購入しました。
こちらは4シート分で使い切りました。
その他に、接着剤を伸ばすコテやスポンジなどの道具は、自宅にあるものを使用します。
タイルとカウンター土台について
カウンターに使用するタイルがこちら。
左側がタイル表側、右側がタイル裏側(貼り付け側)になります。
薄い紙に等間隔に並んだタイルがくっついているので、このまま貼り付けることでタイルを並べる手間が省けます。狭い箇所には紙シートをカットして必要な分だけ貼ることができます。
今回購入したのは、1シートに縦横1辺12個のタイルが並んでいて全部で144個。1辺が295mmくらいの長さです。
目地材を入れることを考えると1シートで300mm×300mmの面積にタイルを貼ることができます。
カウンター土台の面積にあわせて、こちらを4シート購入しました。
vol.1で製作したカウンター土台ですが、タイルをカットしたり、タイルが多く余ったりしないように
タイルのサイズを事前に確認してからL字型土台を設計しました。
最終的にタイル4シートでカウンター土台をピッタリカバー。
こんな感じ↓
また、カウンターの縁部分ですが、下の写真のように縁までタイルで覆う方法ではなく
カウンター縁に木枠をつけて、この木枠内にタイルが収まるように土台を製作しました。
タイルを貼り付けるコンパネの厚み(12mm)+タイルの厚み(6mm)分の18mmの工作材で縁を囲っています。(詳しくはこちら)
土台にタイル用接着剤を伸ばしてタイルを貼る
材料と道具も揃ったので、早速カウンター土台にタイルを貼っていきます!
接着剤を塗る前にタイルシートを仮置。シートに描いてある矢印の方向を合わせて必要面積をカットして土台の枠内に置いて完成イメージを確認します。
カウンター土台の表面は、ゴミや木くずを取り除いて拭き上げておきます。
縁部分(事前に黒いニスで塗装済み)は、汚れないようにマスキングテープで養生しておきます。(念の為、床部分もマスカーで養生)
カウンターに接着剤を塗っていきます。厚さは薄く下地が見えない程度に塗ってみました。
タイル貼りに最適なクシメゴテというものがあるのですが、我が家には普通のコテしかないので普通のコテでヌリヌリ。
クシメゴテなら、接着剤を塗ってさらに接着剤にクシ目を付ける作業を1本でこなせます。
接着剤を塗り終わったら、表面にクシ目をつけていきます。
壁などに貼るわけではないのでクシ目をつけなくても問題ないようですが、クシ目をつけるとタイルと接着面を均等になじませることができ、より接着力が高まるそうです。
クシ目付けは、ホームセンターで見つけたプラスチックスプレダーというものを使用しました。(100円程度でお安かった)
カウンターに接着剤を均等に伸ばしたら、タイルシートを載せていきます。
シートの矢印が同じ方向になるように注意して
タイルシートを接着剤に揉み込む感じでグッグッと手で押さえて、さらに木槌でコンコン叩いて圧着しました。
この状態で接着剤が固まるまで一晩放置します。
タイルの目地を埋める
一晩放置して接着剤が乾いたので、タイル表面の紙シートを剥がしていきます。
表面を霧吹きや刷毛を使って水で濡らします。
紙シートをまんべんなく濡らしたら、ゆっくりと剥がしていきます。
気持ちいい瞬間。
タイル表面にノリが残っているので水で濡らしたスポンジやタオルで拭き取っていきます。
軽く拭くだけできれいに取れました。
表面がきれいになったら、タイルの目地を埋めていきます。
タイル目地材に水を加えてパテ状になるまで混ぜます。
目地材1袋に約125ccの水を加えて混ぜます。マヨネーズより固めのパテ状になるように水の量は調整します。
(容器は、ヨーグルトのプラスチック容器を使用しています。ヨーグルトの容器はペンキやオイルを塗る際にも使えるので、私は捨てずに洗ってストックしています。)
ペースト状の目地材をタイル目地に塗り込んでいきます。
手でも塗り込める(ゴム手袋をして)のですが、自前のゴムベラを使ってタイル目地に塗り込みます。
目地材の塗り込みが完了したタイル。
タイル表面に目地材が残っていますが、こちらは後ほど拭き取ります。
タイル表面の目地材を丁寧に拭き取って乾燥したら完成
30分ほど放置して塗り込んだ目地材が半乾きになったら、表面についた目地材を拭き取っていきます。
拭き取りは水に濡らしたスポンジや雑巾を使います。
スポンジを頻繁に水洗いしながら表面を丁寧に拭いていきます。
ここでしっかり拭き取っておかないと、乾いてから表面が汚くなってしまうので拭き残りがないようにしっかり拭いていきます。
以前、お風呂のタイル張りDIYに挑戦した際、目地材の拭き取りが不十分で、タイルが乾いてから表面が白くなってしまいました。タワシで擦ってもなかなか落ちず、スクレーパーを使って地道にガリガリ落とすという無駄な作業が発生して大変でした。
表面の目地材を拭き取って、3時間ほど放置します。
表面の目地材を丁寧に拭き取ったので、タイル表面がピカピカです。
保護のため縁に貼っていたマスキングテープを剥がして完成!!
壁のサブウェイタイルとの相性もバッチリです。
同じ角度のBefore写真を撮り忘れたので入居時の写真を
リビング側から見た様子。
既存の白い壁は、全く見えなくなりました。
カウンターも少し広くなり、使い勝手が良くなりました。タイル張りなので少し熱いものを置いても大丈夫です。
後日、カウンター上に柱+棚を設置していきますが、これでキッチンカウンター部分のDIYはすべて完了です。
3連休を利用してキッチンカウンターの土台作り、壁紙貼り、タイルシート貼り、カウンターへのタイル貼りが完了しました。
作業中は、キッチンが使いづらく料理ができない状態だったので、頑張ってなんとか3日間で作業を完了させました。
キッチンカスタマイズ熱が冷めないうちにカウンター上に柱を建てるDIYに取りかかりたいと思います。
賃貸キッチンカウンターDIY 記事一覧
- 賃貸キッチンカウンターDIY 前編:キッチンカウンターの土台をつくる
- 賃貸キッチンカウンターDIY 中編:サブウェイタイル風シートでキッチンカウンターの壁をアレンジ
- 賃貸キッチンカウンターDIY 後編:キッチンカウンターをタイル張りカウンターにDIY(このページ)
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